１２月１５日（日）深夜にテレビ東京系列で放送された欅坂４６の冠バラエティ番組『欅って、書けない？』で、２期生の森田ひかるが負けず嫌いな一面を見せた。
この日の企画は、坂道シリーズ御用達の富士急ハイランドで２期生のリアクションチェックをする「まだやってなかった…２期生リアクションチェック」の後半。この回では９人の２期生がお化け屋敷「絶凶・戦慄迷宮～収容病棟篇～」に挑戦し個性豊かなリアクションをする様子が放送されていたのだが、そんななかで特に活躍をしていたのが森田だった。
森田は２期生のなかでも特にお化け屋敷が嫌いだったようで、入口から中に入った時には既にスタートから８分が経過していた。最初のお化けがいる部屋に辿り着くと、「ブルルル…」と唇を震わせてお化けを威嚇するというコミカルな行動もしていた森田だったが、それは恐怖に耐えるあまりのことだったようで、大声で脅かされると「もうイヤだぁ！」とついに号泣してしまう。
しかし森田は、暗視カメラでも分かるくらいの大粒の涙を流しながらも「イヤだけど行こう」と口にし、「もう本当にウザイ。こんな自分がウザイ」「バカみたい」と自暴自棄になりながらも歩みを進め、ついに３３分５１秒（２期生最遅）をかけて脱出することに成功する。
脱出後、スタッフに「なんで辞めなかったんですか？」と訊かれると、森田は「負けず嫌いなんで（笑）。みんな通るじゃないですか？ その道を。私も通ろうと思って」と自分に負けたくない一心でお化け屋敷を進み続けていたことを明かしたのだった。
実は森田は以前にも、「２期生の運動能力をチェックしよう！」（８月１１日深夜放送）の回で田村保乃らとビーチフラッグ対決をした際に負けず嫌いな一面を見せたことがあった。今回の「負けず嫌い」は自分自身に対してのものだったが、森田のこういった姿を見て応援したくなったというファンも多かったのではないだろうか。
きっと彼女は、我々には見えない所でパフォーマンスに対してもこのような気持ちで取り組んでいるのだろう。そう思うと、つい応援せずにはいられない。
（文・鎌形剛）
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