日向坂46
※画像は『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)公式サイトより

 12月22日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』で、2期生の富田鈴花に事件が起こった。

 この日の企画は、『ひらがな推し』(前身番組)を含む番組内でメンバーが残した名言を「直球名言部門」「ボケセンス名言部門」「ポンコツ迷言部門」の3部門に分けて選出し、その中から大賞を選ぶ「時期も時期だし日向坂名言大賞を決めましょう!」。富田の名言は「ボケセンス名言部門」にノミネートされたものの大賞には選ばれなかったのだが、彼女はMCのオードリーとのスタジオトークで大きな爪痕を残していた。

 まずは番組のオープニング。メンバーの席がいつもと違いMC席から少し離れている状態で収録が始まったのだが、進行役の春日俊彰が「日向坂名言大賞」を言えずに何度も噛むというミスをしてしまう。すると富田が大きな声で「ちょっと遠いからって油断してませんか!?」と強めのツッコミをし、春日のことをたじろがせていたのが1つ目の爪痕だ。

 さらに番組中盤。ノミネートされた名言の感想を春日が1つにつき1~2名のメンバーに聞く形で番組が進行していたのだが、富田の名言の番になったところで、いつの間にか富田が涙目になっているという事態が起こる。

 若林正恭が富田にその理由を聞くと、彼女は涙を流しながら「さっきから一言一言春日さんが(他のメンバーに)コメント求めるのに、全然私指してくれなかった」と主張。

 思わぬ涙の理由にスタジオは笑いに包まれた(本人も笑っていた)のだが、春日が「量がいっぱいあるからね、そらまんべんなくそれぞれ指していくでしょうよ(笑)。まだだって2つ目なんだよ部門が」となだめ、続けて若林が「でもな富田な、オカシイよな、ず~っと指してないっていうのはな」と言うと、富田は「もう答えられません。もう面白い事が浮かばなくなっちゃいました」と、自身がいわゆる「お笑いイップス」になってしまったことを告白。

 それを聞いた若林は「どんだけアイツはオンエアに乗りたいんだろうな? 初めて見た、フリが少なくて泣いてる人(笑)」と、彼女のバラエティに対するストイックさに驚きつつも笑っていたのだった。

 実は富田は11月24日のブログで髪を12センチ切ったことを報告していたのだが、この回の彼女をよく見てみると、この時はまだ髪が束ねられるくらい長かったことが分かる(つまり髪を切る前に収録が行われていたことになる)。富田は髪を切った理由について「本当になんとなくです…笑」と書いていたのだが、今回の号泣事件は「もしかしたら彼女が髪を切ったのは、この事件があったからでは!?」とつい思ってしまうくらいインパクトの大きいものだった。

(文・鎌形剛)

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