ここ最近、歌手の工藤静香(49)のインスタグラムに異変が生じている。話題を振りまいてきた手料理投稿が影を潜め、もっぱら“ムツゴロウさん”的な投稿が増えているのだ。
愛犬家として知られ、自宅でさまざまな犬種を多頭飼いしている工藤。インスタにも以前から、愛犬とのお散歩中のショットやスキンシップを楽しむ動画などが定期的に投稿されており、ファンの間でも「かわいい」「癒される」と大好評なのだ。
しかし、工藤のインスタを一躍有名にしたのは、なんといっても独特な手料理投稿。“映え”ない盛りつけ&ライティング、謎の木目板を筆頭に料理よりも主張の強い小道具たち……。炎上に近いバッシングに加え、“汚料理”というあまりにひどいコメントをされたこともあるが、裏を返せばそれだけ注目されていたということだ。現に工藤のインスタのフォロワー数は44.6万人(1月10日現在)と同世代の女性歌手ではトップを誇り、大人気歌手の福山雅治(50)とも肩を並べている。
そんな工藤だが、19年6月24日を最後に手料理投稿を封印。昨年の大みそかには久々に年始に向けた料理の仕込み動画をアップしたが、24時間で投稿が削除されるストーリーズであったため、現在は見ることができない。料理投稿の完全復活を望むファンの声も多いが、これからも今までのように定期的な投稿があるかどうかは不明だ。
料理投稿が消える代わりに存在感を増してきたのが、前述のペット投稿。9日にストーリーズにアップされた動画では、「インターネットでカメのエサを頼んだらさ、こーんなでっかいのきちゃったよ」と大容量のエサを手に爆笑。次女でモデルのKoki,(16)が以前お祭りで持ち帰ってきたというカメの「コンブ」ちゃんのものと思われるが、犬のみならずカメにまでしっかりと愛情を注いでいる様子がうかがえる。
ここで思い出されるのが、“大の動物好き女優”石田ゆり子のインスタグラム。現在、猫4匹、大型犬1匹と暮らしている石田は、動物専用のアカウントまで持つ「有名人ペットインスタ」のパイオニア的存在。彼女自身の飾らない魅力に加え、動物たちとのつれづれなる日々が「ほっこりする」と反響を呼び、本人アカウント210万人超+動物アカウント92万人超(1月10日現在)という驚異のフォロワー数となっている。
今やSNSのフォロワー数は、有名人にとって人気指標の最たるもの。今まで注目を浴びてきた料理を捨て、このまま工藤も石田を目指して「女ムツゴロウ」街道を突き進むのか……。
夫・木村拓哉(47)の主演ドラマへの影響を案じ、料理投稿を控えていたとも言われる工藤。今年一年のインスタ動向に注目だ。