俳優の竹内涼真(26)が、自身のドラマの番宣をしたいという小学6年生の少年の夢をかなえるため、神対応を見せたと視聴者に好評だったようだ。
この様子が見られたのは、1月13日放送の『さんま・玉緒のお年玉! あんたの夢をかなえたろかSP2020』(TBS系)でのこと。この番組は、MCを明石家さんま(64)と中村玉緒(80)が務める特番で、全国各地から“かなえたい夢”を募集し、実現を手助けするという内容。
番組開始から20分ほどたったころ、4人目の当選者となったのは、「竹内涼真とドラマの番宣がしたい」という変わった夢を持った、小学6年生の目黒太陽くん。竹内が番組宣伝をする姿をカッコイイと思って以来、番宣に憧れて俳優を目指しているという。
そこで、番組は1月19日に放送開始する、竹内主演のドラマ『テセウスの船』(同局系)の番宣を太陽くんにやってもらうことに。竹内は「(番宣)してくれるの? マジで?」と驚くと、番宣のリアリティを増すため、太陽くんがドラマの撮影現場を体験することを提案した。
そして、竹内は本番前のテスト撮影で、自身の代役を務めることを勧めたが、太陽くんは俳優志望といっても演技ではなく番宣がしたいだけなので、気が進まない様子。それでも竹内は、夢をより良いカタチでかなえさせてあげようと、手を変え品を変えて口説き続けること5分。しぶしぶだったが、ようやく太陽くんからOKが出た。
撮影現場では、太陽くんは竹内から主人公の動きや、そのときの感情などの演技指導を受け、緊張感のあるシーンを演じた。竹内は「完璧だった!」と絶賛し、太陽くんが言葉を詰まらせるリアルな演技を見せたことに、竹内は「あれ、どうやってやんの?」と質問。「すごいよ、めっちゃ良かった」と、うれしそうに声をかけていた。
この後、太陽くんは子役のエキストラとしてもドラマ出演し、本当の出演者として番宣を行うことに。ドラマ出演について、撮影前は「夢とはちょっと外れてる感じ」と言っていた太陽くんだったが、「ドラマやってみて、出演している人の気持ちが分かった」などと、前向きなコメントに変わっていた。
そしてスタジオに登場した太陽くんは、さんまから「棒読みすぎるから~」「メリハリをつけていただけると、ありがたい」などとツッコまれながらも、ハキハキとしたしゃべりで番宣を行い、スタジオの拍手を浴びていた。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「涼真くんめちゃくちゃいい人」「竹内涼真……男前すぎ」「イケメンやし子どもの扱いうまくて惚れ直した」など、ドラマ出演に後ろ向きだった太陽くんのヤル気を出すことに成功した、竹内の神対応に称賛の声を寄せていた。