みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 1月14日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に、ANZEN漫才みやぞん(34)が出演。自身の存在価値に悩む宮下草薙草薙航基(28)にアドバイスを送ったところ、その完璧すぎる内容に称賛の声が相次いだ。

 この日は、“みやぞん&草薙 もしも2人で旅をさせたら?”という企画を放送。誰に対しても明るく接するみやぞんとコミュニケーションが苦手な草薙という対照的な性格の2人が、静岡県の伊豆高原から熱海へ車で旅する様子がVTRで紹介された。以前の放送でサシ飲みした際には、話がかみ合わなかった2人だが、この日もなかなか打ち解けることができないままロケは進められていった。

 そんな状態にイラついていた草薙は「合わないっす、みやぞんさんと」と不満を吐露。また、伊豆シャボテン動物公園でリスザルのエサやりをした際には、エサが苦手な虫であったことから大慌てしているみやぞんに、「おまえが来たいって(言ったんだろ)」とイライラする場面もあった。

 その後も草薙は、昼食の際に場を持たせようとゲームを始めたみやぞんに「こんなに合わない人、僕、初めてです」とダメ出しするなど、嫌悪感を示していたが、伊豆高原から熱海へ向かう途中の車内でみやぞんが一生懸命に話し続けると、草薙は少しずつ心を開きだした。

 すると草薙は「ずっと聞いてみたかったこととかがあって」と切り出すと、「なんで自分なんかが、こんなテレビに出てんだろうなって(思う)」と意外な悩みを告白。これに、みやぞんが「(草薙は)世の中に必要なんじゃないの? テレビにも」と言うと、「草薙さんみたいな、ちょっと自信のない不安な人がテレビに出ることによって、すごい勇気をもらう人とか(がいる)。草薙さんでしか人を動かせないような言葉がそこにあるんだよ」とアドバイスしたところ、草薙はその言葉に何度もうなずき、少しだけ自信を取り戻した様子だった。

 こうしたみやぞんの名言に、草薙よりもむしろ視聴者のほうが胸を打たれたようで、ネット上では「みやぞんさんの名言が全部ぐっと刺さった」「本当にすごく心に響いて泣いてしまった」「わたしのカウンセラーになってほしい」などといった、みやぞんを称賛する声が相次いでいた。

 7月30日の放送回では「夢がない」と悩む草薙に対し、みやぞんが「夢はなくていいね」とアドバイスし、話題となっていた。“芸能界一優しい男”として知られるみやぞんだが、これからもそのズバ抜けたポジティブ思考で多くの人を励まし続けてほしいものだ。

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