Amazon、ラーメン、肉…話題の「定額制」を活用!「フリーパス生活術」の画像
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 昨年11月、焼き肉チェーンの牛角が《1ヶ月間牛角コース食べ放題PASS11000円》という驚愕のサービスを始めた。「食べ放題の牛角コースは3480円。3回行けばモトがとれるとあって申し込み客が殺到し、1月7日にサービス終了となりました。間に合った人は焼き肉三昧できて、羨ましい限りです」(グルメライター)

 経済評論家の平野和之氏が、次のように解説する。「牛角も実験的にやったのでしょうが、最近、フリーパスや食べ放題、サブスクリプション方式の定額制など、新しいビジネスモデルとしてもてはやされています。ここ数年、さまざまな業種に波及しています」

 アミューズメント系では遊園地や博物館などの年間パスが有名だが、エンタメ系にも定額制が急増中だ。「たとえば、一部の名画座ではフリーパスが年間1万1000円。Amazonプライムは、ビデオ映画やドラマ、アニメが月額500円で見放題。キンドルは、マンガや小説など12万冊の書籍が月980円で読み放題。そんなサービスが市民権を得てきています」(レジャー誌記者)

 また、飲食系でも目を見張るサービスが出てきた。「JR東日本の駅構内の自販機の飲料を月額980円で毎日1本ずつ飲める『acure  pass』や、月額9460円のフリーパスで1日1杯780円のラーメンが食べられる野郎ラーメンの『1日一杯野郎ラーメン生活』が登場。特筆すべきは居酒屋チェーン、土間土間の月額3000円で毎日飲み放題サービス。常連なら月に万単位のコストカットになります」(前出のライター)

 しかしながら、グルメやエンタメ系の定額サービスには思わぬ落とし穴がある。「期間内に何度も来店するというのは生活を束縛されますし、飽きが来るのも早い。遊園地や博物館だと、よほどの愛好家ならともかく、結局、足が遠のき金銭的にも損するなんてことも。定額制を利用するには、計画性と明確な意思を持つことが重要です」(ファイナンシャルプランナー)

 そこで有効なのが、鉄道などの交通系サービスや、スポーツジムなどのカルチャースクールだ。「たとえば、東京メトロが発行する東京メトロ24時間券は600円で乗り放題。しかも、1日ではなく24時間なのがポイント。メトロは初乗りが170円なので、2日で4回乗れば元が取れます。行く場所が決まっていれば、営業回りやプライベートでも有効ですね。また、だんだん通うのが億劫になるスポーツジムなどは、“元を取るまでは絶対に通う”という動機づけになります」(前同)

 生活スタイルに合った定額サービスを選ぶ――。これが得々生活のコツなのだ(サービス内容は変更になる場合があります)。

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