カンニング竹山
カンニング竹山

 矢沢永吉(70)にとって、昨年は激動の年だった。「7年ぶりに新譜を発表してファンを驚かせた一方、喉の不調で全国ツアーの公演が急遽中止となったことも、大きな話題となりましたね」(音楽誌記者)

 コンサートの中止をめぐっては、70歳という年齢による体力の衰えを指摘する報道が目立った。しかし、『1億2000万人の矢沢永吉論』の著書である浅野暁氏は、「逆に矢沢の凄さを改めて実感した」と話す。「永ちゃんの生涯ライブ本数は、2000回を超えます。これだけ長く活動を続けていれば、何度か公演中止があってもおかしくないでしょう。ただ、彼の47年間のキャリアの中で、公演中止は初めてのことだったんです」(前同)

 やむなくコンサート中止を決断した矢沢は、その後、ハワイに移動していたことが分かっている。「笑福亭鶴瓶カンニング竹山が、テレビ番組で“正月にハワイで永ちゃんに会った”と告白したんです。“オーラに圧倒された”と言うから本物でしょう。

 矢沢はプロ意識の塊のような人ですから、冬の冷たい外気が声帯によくないからと、常夏のハワイに移動し、英気を養っていたんですよ」(音楽業界関係者)

 ハワイで完全復活した矢沢は、“次の一手”を練ったようだ。ファン歴43年だという筋金入りの矢沢信者の男性が言う。「毎年恒例だった武道館公演を復活させるはずです。東京オリンピック前の改修工事もあり、一昨年以降、武道館公演は開催されていませんからね。オリンピックが終われば、武道館でやらない理由はないですから。加えて、今年はライブを30~40本やるという噂もありますね」

 さらに、こんな情報も。「永ちゃんは2015年にZ’s(ゼッツ)というバンドで、GW明けに全国ツアーをやったんですが、今年は4月末頃にツアーをやるという噂が広まっています」(前同)

 春と秋の2回に分ければ、年間30本以上のライブも可能かもしれない。「昨年は喉の不調により活動が危ぶまれたが、そこで活動を縮小するのではなく、さらに精力的になるのが永ちゃんなんです」(浅野氏)

 “70代の現役ロッカー”が、リニューアルした武道館のステージに立つ!?

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