梅宮アンナ
梅宮アンナ

 2月16日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に梅宮アンナ(47)が、母のクラウディアさんと、娘の百々果さんと親子3世代で出演。昨年亡くなった梅宮辰夫氏の四十九日を終えたばかりのアンナが、一段落した今だから語ることができる、4年間にもわたる梅宮氏の闘病生活を明かした。アンナと百々果さんが神奈川県の真鶴の別荘で闘病生活をしていた梅宮氏に、最後に会ったのは亡くなる1か月前。

 家族の中心で料理の一切を取り仕切り、百々果さんの父親役もしていたと梅宮氏のことを語ったアンナ。四十九日を終えたとはいえ、いまだ心の整理はついていないようで「自分で運転しながら、よく泣く」と明かし、百々果さんは「一人になって冷蔵庫開けた瞬間」に何も入っていない冷蔵庫の中を見て、梅宮氏を思い出してしまうと語った。

 アンナは梅宮の病気について「十二指腸取ったときが4年前で。そこから体重が増えなくなっていって。去年の3月に透析になって、ほんとに自分が身動きが取れなくなって……」と振り返り、「あれだけ動いていた人だから、心がどんどん破壊されていったのかなって思う」と寂しそうに漏らした。梅宮氏といえば多趣味で食通、酒好きでも有名だった。そんな梅宮が治療によって身動きが取れなくなってしまうことは精神的ダメージのほうが大きかったようだ。その様子を間近で見てきたアンナは、時間が戻るなら「がんをそのままにして、もうちょっと好きなこと、好きな食べ物をやる最後のほうが……」と後悔の念を口にした。そして番組の最後に、アンナはなんでもしてくれた梅宮氏のことを「スーパーマンみたいだった」とポツリ。百々果さんは静かに涙を流し、アンナも涙を見せていた。

 家族が語ったありし日の梅宮氏に「梅宮辰夫さんは彼女達の太陽だったんやな」「破天荒なイメージもあったけど、家族を愛して、大切にしていたんだなぁとしみじみ思った」「梅宮さんは亡くなったあとも、こうして家族を守っている」「家族が亡くなれば、どんなことをしてあげても後悔しかないよ」「梅宮家の方々の気持ちにとても共感」「梅宮さんは本当にスーパーマンだった。かっこいいし愛情深く、頑固でまじめで、素晴らしい父親でおじいちゃん」と視聴者からもさまざまなコメントが上がっていた。

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