みのもんた
みのもんた

 フリーアナウンサーで司会者のみのもんた(75)が、12年半司会を務めた『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の降板を決めた理由や、今後の仕事などについて語っていた。

 この発言があったのは、2月17日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)でのこと。ゲストコーナーの冒頭で、番組パーソナリティの伊集院光(52)は、みのの出演が決まった後に『ケンミンSHOW』の降板が報じられ、ビックリしたと明かした。

 そして伊集院は「いろいろ思うところあってでしょ?」と、降板の理由を質問。みのは昨年8月22日の誕生日に、運転免許証の更新手続きに行こうとしたのだが、ふだんは事務所スタッフに運転してもらっているため自動車の動かし方が分からなくなっていたと振り返った。

 続けて、みのは「自動車のキーあるでしょ。キーを持っただけであかりがついたり動いたり、エンジンかかったりするわけよ。これはもう、ついていけない」と、最近の運転技術に対応できないことを実感したとし、神奈川県の鎌倉警察署に免許を返納したと語った。

 また、みのは自分のしゃべりについて、「テンポ感がない。間と緩急ができていない」と感じるようになったと告白。伊集院が「スピードを求められない仕事もある」と言うと、みのは「僕の間とかテンポとかで、お話があれば、いくらでもしゃべるつもりはあります」と、オファーがあれば受けると明かした。

 そこで伊集院が「今後、ラジオとかどうです?」と、ラジオ番組『セイ!ヤング』(文化放送)の初代パーソナリティに抜擢され、人気を博したみののラジオ復帰を勧めた。すると、みのは、深夜の12時45分ぐらいの番組を、銀座のクラブの同伴を終えてからやりたいと抱負を語った。

 伊集院は「そのついでに(ラジオに)来る感じ!」とツッコむと、「やっぱ、夜、飲むほうは行ってますか?」と質問。みのは「飲むほうには引退はない」と宣言すると、銀座に1日おきに行っており、「だって、家に帰っても1人だから」と、2012年5月に妻に先立たれて以降、軽く食べて軽く飲んで帰るのが生活パターンだと明かした。

 最後に今後の野望を聞かれると、みのは「残したいものがいくつかあるんですよね。ラジオの世界の間と緩急。これはね、テレビの世界に今、欠落している。それをできる人を育てたいなと思いますね」とコメント。伊集院は「ゆっくりしたトークの、みのさんをスゴく聞きたい」と、ラジオでの活躍を期待してた。

 この後、みのは古巣である文化放送の『大竹まことゴールデンラジオ』にも生出演。亡き妻の遺骨を納骨していないと明かし、妻が一番長くいた台所に骨壷を置いて、1人さびしく酒を飲んでいると、しみじみと語った。すると、番組パーソナリティの大竹まこと(70)が「銀座は?」とツッコみ、みのは「1日おきに」と即答。振り幅の広い夜の生活を、大竹は「両方持ってらっしゃる」と笑っていた。

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