藤田菜七子、骨折から復帰「22歳の素顔」と「G1勝利」の画像
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 無観客開催が続く静かな競馬場。そんな寂しげな空間に一輪の花が、再び飾られることになった。2月15日の小倉競馬で落馬し、ケガで休養していた藤田菜七子騎手(22)が復帰したのだ。「左鎖骨の骨折で、当初は全治3か月と伝えられていただけに、1か月での復帰は驚異的です。落馬4日後に手術を受け、すぐにリハビリに移行できたとはいえ、そこから短期間で戻って来られたのは、彼女のフィジカル面の強さと言えるでしょう」(競馬専門紙記者)

 騎手といえば落馬事故はつきもので、彼女にとっても避けては通れない試練。「華奢な女の子というイメージが残る彼女ですが、回復力の高さには舌を巻くし、勝ち星こそ挙げられませんでしたが、復帰初日の3月20日の中山5Rでは、10番人気のナンヨーショウエイを3着に持ってきました。あと3勝に迫ったJRA100勝達成も時間の問題です」(スポーツ紙記者)

 元騎手で、現在は競馬評論家として活躍中の鈴木麻優氏は、藤田について、こう話す。「彼女とは競馬学校時代から交流があって、ふだんは勝負の世界にいるなんて誰も信じられないくらい、よく笑って話す明るい子。菜七子騎手がデビューしたての頃に一緒のレースに乗ったんですが、マスコミに追われてもいましたし、不安を感じながら乗っているなという印象でした。だけど最近のレースっぷりは、まったく違いますね。とても堂々としていて、気持ちで負けるってことはないなと……」

 レースでは勝負師の顔を見せる藤田だが、競馬場を離れれば22歳の女性としての素顔を覗かせる。「オフの日はワンピースを着たり、スカートをはいたりとオシャレが好きで、友達とショッピングに行って、コスメや洋服を買うのが気分転換になるそうです。若者に人気のロックバンド『DISH//』などの曲を好んで聴いており、カラオケにも行ったりしているみたいです」(女性誌記者)

 前出の鈴木氏は藤田に対し、こう期待を寄せる「ルックスの良さや女性ということで注目されてしまいますが、基本的に菜七子騎手はアスリートで、心身が充実しないと騎手なんて続けられません。復帰後のレースを見ても、まったく影響は感じませんし、また勝ち星を重ねてくれると思います」

 G1勝利も夢ではないのだ。

 また皆さんも気になるのは、日本を活躍の場に選んだフランス人の美人騎手、ミカエル・ミシェル(24)との対決だろう。「2月28日にサウジの招待レースで激突するはずが、藤田の落馬で流れましたからね。多くのファンは、2人の対決を見たがっています」(前出の専門誌記者)

 これから春のシーズンに向けて、「ナナコとミシェル」が競馬界の話題を独占することだろう。

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