大谷翔平「350億円プレーヤー」への道の画像
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 日本人メジャーリーガー・大谷翔平(25)が、このオフ、エンゼルスとの間でとんでもない契約を結ぶ可能性が出てきた。MLBと選手会は、3月27日、年俸調停やフリーエージェント(FA)の取得に関する登録日数に関し、新型コロナウイルスの影響によって今季の試合が開催されなかったとしても、昨季と同じ登録日数を取得できることで合意した。このことが大谷の動向にも大きな影響を与えるという。元メジャーリーガーの野球評論家・藪恵壹氏は、「メジャーの選手は最初の3年間はチームの言い値で働かなければなりません。3年プレーすれば縛りは解けるんですが、今季開催されない場合でも、登録日数に換算できることがMLBと選手会で合意したことで、大谷はバラ色の未来が開けるようになったんです」と言う。

 大谷の現在の年俸は約7560万円(推定=以下同)。それが7〜8億円に跳ね上がるのではないかと予想されているが、藪氏は「いや、そんなものじゃないでしょう」と言う。

 参考になるのは、昨年の打点王のレンドンがオフにエンゼルスと結んだ7年総額265億円という超大型契約。大谷のエンゼルスにおける立ち位置を考えれば、これを上回る契約を結んでも不思議ではない。一説では、8年総額350億円という、とてつもない数字も浮かんでくるという。「6年間メジャーで働けば、FA権を取得して年俸は天井知らずで跳ね上がる。だから、その前に大型契約で縛ってしまったほうが、トータルにすれば安上がりなんです」(前同)

 現在の大谷はエンゼルスの主力打者であり、主力投手。彼がいなければ、チームが成り立たないような大きな存在になっている。「まず、投では160キロの速球が投げられるという希少価値があります。そのうえ、変化球も素晴らしい。投手だけでも高額年俸の価値があります」(同)

 そのうえ、バッティングも並外れている。「バッティングでは、逆方向にも打てるのが素晴らしい。日本人で、真の長距離バッターというのは、大谷だけでしょう」(同)

 1年目は二刀流の影響、2年目はケガの影響もあって、それぞれ、打席に立ったのは104試合、106試合と少ないが、.285、.286の打率を記録し、本塁打も22本、18本と上々の成績を残している。「どちらかに専念すればタイトルを取ることも可能」といわれる大谷だが、本人もチームも、二刀流選手であるところに存在価値を見出しているようだ。今オフ、大谷の年俸はどこまで上がるのか!? メジャーのテッペンを目指せ!

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