櫻井翔が子どもたちにエール、コロナ疑い休業で得た思い

　５月４日放送の『櫻井翔×池上彰　教科書で学べない「ニッポンの超難問」』（日本テレビ系）に、嵐の櫻井翔（３８）がリモートで生出演。新型コロナウイルス感染の疑いで仕事を休んでいた間の様子を語った。

　櫻井は微熱の症状のため、４月２７日に放送された報道番組『ｎｅｗｓｚｅｒｏ』（日本テレビ系）への出演を取りやめたほか、２９日に撮影があったという今回の特番の事前収録の部分も欠席していたが、この日の生放送には元気な姿で登場した。

　番組冒頭、ジャーナリストの池上彰氏（６９）から体調について聞かれた櫻井は、２７日以降は体調も変わらず平熱で元気だったと回答。続いて池上から「休み中、何を考えていました？」と聞かれると、「頭の中にもしかしたら（ウイルスに感染しているかも）という不安はあったんですよね」と言い、「軽症の方、無症状の方、疑いがあるという方々も、程度の問題にかかわらず、みなさん不安を感じてらっしゃるんだろうなということを痛感したところです」と、休んだことで不安をリアルに感じたと語った。

　また、櫻井は自粛中に自宅から一歩も出ていなかったと説明。室外機の掃除をしたほか、嵐のメンバーとはビデオ会議で打ち合わせをしていたと明かしたところ、そうした櫻井の“ステイホーム”ぶりに池上氏は感心していたが、見ていた嵐のファンはビデオ通話のエピソードに興味を持ったようで、ネット上では「みんなとビデオ会議してたんだねぇ」「嵐さんのビデオ会議見たいわー」などといった反響が相次いでいた。

　また、櫻井は同日に放送された『ｎｅｗｓｚｅｒｏ』にも出演。感謝を伝えたい人を聞かれ、「小さな子どもたちですかね」と言うと、続けて「不満を言えない小さな子どもほどたくさんのことを我慢していると思いますので、ありがとうっていうのもおかしいですけれど、一緒に頑張っていきましょう、という言葉をかけたいですね」と子どたちへエールを送った。このコメントにネット上では「ほっこりした」「どこまでも心配りができていて、とてつもなく優しい」と、称賛の声が多く寄せられていた。

　休んでいた間に得た気づきを、しっかりした言葉で語った櫻井。報道に携わる人間として、今回の休業で得たものは大きかったようだ。