6月7日(日)深夜に放送された『欅って、書けない?』(テレビ東京系)では、先週に引き続き「メンバーが選ぶ!欅って、書けない?傑作選」の企画を放送。7人のメンバーがMCの土田晃之・澤部佑とリモートトークを繰り広げていたのだが、この回では1期生でキャプテンの菅井友香が大活躍。しかも、なかには本人が意図していないものもあったりと、その笑いのとり方は多岐にわたっていた。
■部屋が1人だけ豪華
それは番組開始直後。メンバーが一斉に画面に登場すると、それを見た土田から早速「ちょっと待って! おい菅井!」というツッコミが飛ぶ。他のメンバーの画面には背景に白い壁やカーテンしか映っていなかったのに対し、自宅の応接間を配信部屋にしたという菅井の画面には、椅子、スタンドライト、鏡、ベルなどが映っており、そのどれもが明らかに高級そうなものだったのだ。
Zoomの画面からでも伝わるその圧倒的なゴージャス感は、MCの2人も思わず「ディズニーランドから中継してるの?」(土田)、「金田一少年で殺人起こる建物の……」(澤部)とツッコんでしまったほどだった。
■Zoomで電波トラブル
こちらも番組冒頭。菅井が近況報告として自宅でダンスの練習をしている話をすると、澤部から「今見れるやつある?」というフリが。それを受けた菅井は最近できるようになったという首のアイソレーション(首を真横に動かす運動)を披露したのだが、いざやってみると突然電波が弱くなり、画面が「紙芝居状態」になってしまうというトラブルが発生。さらに電波が弱過ぎて画面が小さくなるというミラクルまで起こし、豪邸(と思われる家)に住んでいるにも関わらず部屋のwi-fi環境が悪いことが露呈されてしまっていた。
■後輩の動画を全力で再現
さらに番組中盤。2期生の増本綺良が撮った自撮り動画(「メガネが似合いそう? そんなことないですよ。つけてみますね」と言ったあとメガネを素早くかけて変顔をする)の話から、他のメンバーにもやってもらおうと思ったMCの2人が菅井に無茶ブリをしたのだが、菅井は急いで別の部屋からメガネを持ってくると、増本の動画を全力で再現。その仕上がりの良さは土田が「この間に伸びてるねぇ~! 想像をはるかに超えてきた!」と絶賛したほどだった。
お嬢様という安定感のある「キャラクター」とハプニングを呼ぶ「運の良さ」を併せ持ち、さらに無茶ブリには全力で応えるという「笑いの基本」もしっかりと身に付けている菅井友香は、もしかしたら現役最強のバラドルなのかもしれない。
(文・鎌形剛)