コロナ禍の影響でメンバーの活動が制限されているなか、6月15日(月)深夜より乃木坂46の新番組『ノギザカスキッツ』(日本テレビ系)の放送が開始された。
同番組は『乃木坂どこへ』の後継番組となる4期生の冠番組で、MCは引き続き、さらば青春の光。その内容は4期生がスタジオコントに初挑戦するというもので、初回では「マイペースヒーロー!キャプテン・ユリ」と「まゆたんは愛されたい」の2本が放送されたのだが、その2本に出演し、演技力が高く評価されていたのが4期生最年長の田村真佑だった。
特に彼女の演技力が光ったのが2本目の「まゆたんは愛されたい」だ。「まゆたん」は森田哲矢と2人だけで新婚夫婦を演じるという難易度の高いシチュエーションに加え、田村が演じたのは感情がコロコロ変わる猟奇的な新妻という難しい役どころだったのだが、彼女はそこで舞台『3人のプリンシパル』やミュージカル『美少女戦士セーラームーン』で鍛えた演技力を存分に発揮。
また終盤には本物のサソリを食べるシーンもあったのだが、本番で初めて実物を見たという田村は「あんなデカいの出ると思わないじゃないですか?」とその大きさに驚くも、役を演じ続けながら尻尾を食べるという根性も見せていた。
田村のその演技力にはプロのコント師である「さらば」の2人も高く評価していたようで、Hulu限定版の『ノギスキマチソワカン』では「みんなから称賛を受けるべきですよ。(2人のコントは)志村けんさんと研ナオコ見てる感じやったもん」(東ブクロ)、「猟奇的というか昼ドラに出てきそうな感じよね。リアルなのよ。たぶんこういう嫁になんねやろなって思うもん」(森田)と揃って絶賛。
さらに早川聖来は「私、この『ノギザカスキッツ』ですごい女優になろうと思ってるんですよ。だけどいきなりこんな演技を見せられたら、ちょっと今後の人生が不安になりました」と、田村に脅威を感じていた。
(文・鎌形剛)