1月8日(土曜日)ボートレース2022新CM『アイ アム ア ボートレーサー』の記者発表会が東京・六本木のSIX WAKE ROPPONGI「SIX WAKE HALL」にて行なわれた。
前回までのシリーズでは神尾と芋生の訓練生時代が物語の中心だったが、新しいバージョンからは晴れてプロレーサーになった2人の成長が展開される模様。
今回の記者発表会は、そんな神尾と芋生を待ち受ける「先輩レーサーたちの顔見世」となったわけだが、中村獅童、土屋アンナ、ゆりやんレトリィバァと、記者の予想に反してキャラクターはかなり濃いめ。
中でもひときわ怪気炎を上げたのが中村獅童。CMの中では「クセの強いレジェンドレーサー」的な役回りなのだが、会見でも歌舞伎モノさながらの大立ち回りを演じ、これには若い神尾と芋生も辟易。
特に中村は撮影中に仲良くなった神尾楓珠がかわいくて仕方がない様子で、神尾が何かをしゃべるたびに絶妙な「チャチャ」を入れ終始、会場を沸かせていた。
なお、土屋アンナは東京支部所属の水上のクイーン、ゆりやんレトリィバァは大阪支部所属の水上のプリンセスとしての役割を演じ、こちらもかなりクセのあるキャラクター。
また、新CMに対する感想については、それぞれに個性溢れる反応が返ってきた。
中村獅童は「撮影中はとにかく楽しかった」と答え、歌舞伎風に『アイ アム ア ボートレーサー』と咆哮し、会場を一喝。
それとは対照的に神尾楓珠は「ボートレーサーは性別とか年齢関係なく同じ土俵で互いを高めあっていく厳しい世界だということが改めてわかった」と新人レーサーらしく模範解答を披露。
一方、女性陣のほうはというと、土屋アンナは「先輩レーサーのキャラもさることながら監督のクセが一番強かった」と答え「当日の朝に蚊に7カ所も喰われた」と、現場での驚きやハプニングを暴露。
芋生悠は司会者に新人の時期をうまく過ごすコツについて聞かれ「新しいものにチャレンジする時期、何が一番好きなのかを大切にしつつ、失敗しても後悔しないようにすること」と、なかなかしっかりとした回答で会場を感心させた。
最後に発言を託されたゆりやんレトリィバァは「神尾に危険な人間だと思われているんじゃないか」と撮影中、常に感じていたようで、その晴らすために妙なボディチェックを実演。
この場に及んでも笑いを追求する姿勢はアッパレだった。
個性派揃いの新CMは現在、絶賛放映中。5人の新たな物語が、今後もさらにボートレースをさらに盛り上げてくれそうだ。