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パチンコだけで本当に飯が喰えるのか?「パチプロ」の実態に迫る!


現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第1回 パチプロというお仕事~パチンコだけでホントに飯が喰えるのか?~


はじめまして! パチンコの聖地『名古屋』で活動しているパチプロ、そしてパチンコライターのアンドレです。

ライター歴は10年ですが、パチプロとしては20年目を超えました。このコラムでは現役のパチプロとしての目線で、パチンコのリアルな裏側を語っていきたいと思いますので、よろしゅう頼みます。

まず、そもそも「パチプロ(=パチンコのプロ)」の定義とは何でしょう?

我々プロ仲間でもこれはしばしば議論の的になりますが、一言で表すなら「パチンコで勝った金だけで生計を立てている者」ということだと思います。

わしがパチンコを始めたのは20代半ば。パチプロとしては遅いほうです。当時は会社員でしたので、会社帰りと土日に打つのがメインでした。

当時(93年頃)は連チャン機規制直後で、確変や時短がないノーマルデジパチが主流。『桃太郎日記』(ニューギン)が初打ちでしたが、もちろんド素人からのスタートなので負ける日のほうが多かったです。

実は当時付き合っていた彼女がパチンコ好きだったのが打ち始めた本当のキッカケです。彼女を送って行く時、デートの締めくくりで『ハニーフラッシュ』(西陣)を必ず打っていました。彼女は1日3千円までと決めていたので滅多に勝てませんでしたけどのう。

しかし男ならカッコいい所を見せつけてモテたい。自由自在に大当たりを引ければベタ惚れしてくれるはず。そんなスケベ心からパチンコ雑誌を読み漁って猛勉強。パチンコ歴2年目には確実に勝てるレベルに達しました。

ところが好事魔多し。彼女そっちのけでパチンコを打つようになり、結局フラれてしもたのです。こうなったらトコトンまで極めよう。そう思って会社以外の時間を全てパチンコにあてました。いわゆる「兼業プロ」です。

ちょうどこの95年頃はパチンコが30兆円産業と言われ、『CR黄門ちゃま2』を筆頭に爆裂2回ループ機から一発台まで何でもアリだった絶頂期。片手間でも会社の給料より多く稼げました。ええ時代でしたのう。

やがてバブル景気も終わり、銀行や証券会社でも倒産する時代が訪れ、わしが勤めていた会社も潰れかけました。そこで、己の実力だけで喰っていこうと「専業パチプロ」になることを決意します。僅かな退職金を手に脱サラしたのです。

これで朝から晩まで思う存分パチンコを打てる。サボリパチの確変中に上司や得意先から電話が掛かってきてビクビクする必要もナシ!

そんなパチプロ稼業はかなり順調で、1日平均3万円以上勝てました。当時はコンビニATMなどはなく、パチンコ稼働後には銀行も時間外。やむなくタンス預金でしたが、貯まる一方の紙幣を自作の帯封で100万ずつ束ねたりしてました。




一方で社会と断絶した生活は無人島で暮らすような感覚に陥ります。開店前からホールに並び、狙い台をゲット。あとは昼メシも喰わずに閉店まで粘り倒し。帰宅途中に牛丼を喰って就寝。1日で発する言葉は「並1つ」これだけです。これが何年も続きました。パチプロとは孤独で猛烈に人恋しくなる職業でもあるのです。

社会との接点を求めたくなると同時に、プロとして自分の実力をどこかで試してみたいという思いもありました。そこでパチンコライターとしてデビューして現在に至ります。

意外に思われるかも知れませんが、パチンコライター業の収入は時給に直せばパチプロより見劣りします。よってライターとして頑張れば頑張るほどプロとしての稼動がなくなるので、年収が下がるというジレンマもあるんです。とりあえずパチプロとしての現在の収入は、平均的なサラリーマンと変わらないくらいだと思います。

収入は目減りしてもライター業であるメリットは当然あります。一応は「職業に就いている」ので確定申告は毎年していますし、年金や健康保険も収めています。もし肩書きが無職のままだとクレジットカードも作れませんし、アパートを借りるだけでひと苦労なのです。

情けない話ですが、50代を目前にして体力の衰えも顕著になってきました。金儲けを優先するならパチプロ一本のほうがええに決まってますが、毎日閉店まで打つのはもうカラダが持たないので、ライターとしての仕事は正直ありがたい限りなのです(笑)。

どちらにしても好きなことでメシが喰えるゆうのは幸せですのう。感謝!

ということで、今後ともよろしゅうに!!


■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。




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