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パチンコだけで○億!?「パチプロ」はどれだけ稼げるのか?


現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第3回 大勝ちも勝率も両立させられる!?


家に帰ってテレビをつけるまで、耳に詰めたパチンコ玉に気付かない……おっさんパチプロ・アンドレです。

さて、パチンコホールに向かう時は、誰しも「今日こそは勝てるはず」と意気込んでいくはずですよね。最初から負けるつもりでお金を捨てに行く人はおらんでしょう。

でも多くの人は「できるだけ少ない投資で当てたい、確変だけを引きたい、16ラウンドに偏って連チャンしまくって欲しい」そんな願望を持っているかと思います。しかしそれは虫が良すぎると言うもの。念力でも使えない限り、どんな凄腕プロだって無理です(笑)。

もちろん意気込みも大事ですが、リスク承知で一攫千金を狙うのか、100円でもええから意地でもプラス収支にこだわるのか……そんな具体的な「勝ち方」のビジョンを持っていないと、金を失うだけの単なるヒマ潰しに終わってしまいかねません。

わしも若い頃は手持ちのアテから『最大限の勝ち』を狙って全力で打っていましたが、この10年くらいはもっぱら『安定したプラス収支』を目指して堅実に攻めてます。“攻めてる”と書くとカッコええけど、正直タバコ代が稼げればそれで十分と、甘デジでチマチマと「置きに行く」日々です(笑)。

しかし、パチプロはひたすら打つだけやなくて、店内全台の釘チェックも毎日の日課です。するとたまにはあるわけですよ。ココで攻めずにいつ攻めるの!? という絶好機が。

たとえばMAX機種。大当たり確率は約1/400ですから、どんなに粘り倒しても確率的に初当たりは1日4~5回が限度。たまに打つ程度では大勝ちと大負けのどっちかに偏ってしまうので、よほどのことがない限り、MAX機種はパスする場合が多いです。2千回転ブン回して「大当たりゼロ」なんてのもザラですしのう。なので積極的に打ちたいとまでは考えてません。

でも、もしもMAX機種がいつもより甘い感じの釘に見えれば、一目散に飛びつきます。

ちなみに今年の秋から、MAX機種の販売自粛が始まるので、それまでにメーカー側はMAXスペックの新台ばっかり出してきます。ホール側もそれに乗ろうとしています。つまり今後しばらくの勢力図として、ホールがMAX機種だらけになるのは必至。となれば出玉還元をするのも、シメて回収をするのもMAX機種がメインとなってくるのが大きな流れです。

そこで、わしが目を付けているのが『MAXスペックなのに安定した勝ちを狙える』機種です。大勝ちしやすいのにボロ負けはしにくい、そんな都合のええ機種もあるんですのう(もちろんそれなりに回る釘は大前提ですけどね)。

そんな都合のええ機種とは……。
先ほどから稼ぎや実力の目安を「時給」で表現していますが、プロにとって目の前にパチンコ台があれば全て時給(または日当)で換算できます。

パチプロは全ての台の勝ち負け度合いを数字に置き換えて見ています。

例えばスーパーやコンビニに入るといろんな商品が陳列棚に並んでいますよね? ほしい商品を、他の店や類似商品の値段と比較して、安さに納得すれば手に取ってレジに向かいます。

それと同じで、パチプロがホールに入ると全てのパチンコ台に『値札』が付いてるように見えるのです。ベタですがパチンコは釘が全て。見た目の釘のカタチがそのまま稼げる度合いを表示しているんです。

ガチのパチプロは、機種タイトルや製造メーカー、ブランドイメージはほとんど考慮に入れません。稼ぎにくい機種や効率が悪い機種は確かにありますが、基本的なスペックはおおむね似たり寄ったり。
なので釘さえ良ければどんな台だって勝てます。逆に言えば、いくら激甘スペックだったとしてもガチガチの釘なら勝てるはずがありません。

よくプロっぽい人が端から順番に1台1台、釘を見ていったりしていますが、あれは釘という値札を見比べているのです。台の好き嫌いや面白さは無視。遊びではないので、1円でも高く稼げる台を探しています。ただ実際は、いま全国のホールに置かれてる台の大半はマイナスの値札ですけどね……。

それでもこうやって現実にパチプロが存在している以上、儲かる台は探せば必ずあります。打てば必ず負けてしまうようであれば誰だって二度と打たなくなる(=ホールが潰れてしまう)からです。

たとえば今のホールをみれば、他店との競争に打ち勝つために人気機種(『牙狼』や『北斗の拳』)、あるいは減価償却の済んだ長寿機種(チョイ古の『海物語』』)などに還元度の高い傾向が見られます。
プロは機種タイトルは考慮に入れないといいましたが、「勝ちやすい台」という視点では精査していきます。その地方独特の傾向や、ホール別の回収・還元のクセも把握しておくことも重要です。

そういった努力のほかにも、プロ同士の争いや軋轢も少なからずありますし、この稼業で長く生き延びていくための処世術も必要です。

そのあたりのディープな部分はまた改めて……。
では次回もどうぞよろしくお願いします!


■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。




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