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パチプロが体感!!「パチンコ最後の爆裂機」に優秀台が多い理由


現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第12回 「パチンコ最後のMAXスペック」でアクセル全開!


ふと隣の台を見ると下皿に3~4個の玉が残ってる。何時間も前から誰も座ってないし、ドロボー扱いにはならんかな? ……なんてドキドキしながら手を伸ばそうとした瞬間、どこからともなくオバチャンが着席。とっさに鼻をほじるフリしてごまかすオッサンパチプロ・アンドレです。

大当たり確率が約1/400の、いわゆる「MAXスペック」パチンコの新台が今後は登場しないと前回書きました。多くのパチプロは「稼げる機種なら何だって打つ」が信条です。現状のホールで最も多く設置されているのはMAX機種なので、優秀台が見つけやすい可能性があるのは事実。わしの周りでも結果的にMAXメインで稼いでいるパチプロが多いです。選択肢が多いというのは店選びや台選びの大事なファクターなんですのう。

しかし、わしがMAX機種を選ぶ機会は激減しています。だってダルいんやもん(笑)。確かに一撃爆裂の魅力は大きいけど、それを掴み取るまではひたすら耐えるのみ。単発当たりばかりでなかなか確変に入らず、やっと引いたSTでも当たらずにスルー。それでも当たればまだマシで、終日粘って大当たりを引けないと2000回転ハマリで現金投資10万オーバーなんてことも……。

「パチプロ」という仕事を選んだ以上、不運な展開や大負けにはいちいち動じませんが、あえてMAX機種に狙いを定めるような攻め方にはこだわっていません。

もっと言えば、打っていて面白いと思える機種に長らく出会ってないのもあります。プロにとって面白さなんてのは二の次ですが、長時間打つ以上はイライラしたりすぐ飽きるような機種で我慢するより、楽しいに越したことはありません。

そんななか、ついに最後のMAXスペックパチンコとなる京楽の『仮面ライダー フルスロットル』が導入されました。

ライダー
仮面ライダー フルスロットル
(京楽)
大当たり確率:約1/399.6
→確変時:約1/86
ST突入率:55%(ST 150回転)
ST連チャン率:約83%
(C)石森プロ・東映 (C)KYORAKU



わしは仮面ライダー1号の頃から、ずっと本放送を観て育った世代なので完全にストライク。パチンコの『仮面ライダー』シリーズも欠かさず打ち込んでますが、実を言うと今回は打つまでのテンションは低めでした。MAX機種は正直シンドイし、ここ最近の京楽機種にはかつての勢いが何となく感じられない気もするし。

いずれにしても打たずに能書きを垂れるのはプロとして失格。たとえ試し打ちでも一度くらいは触っておこう、その程度の意気込みで新装初日に並んでみました。
パッと見はそれほど回りそうな印象を受けなかったのに、打ってみると妙に回ります。よくある“回りムラ”だと気にも留めずに打ち続けていると、ショボそうな青保留から、大した予告も絡んでないのに仮面ライダーがどんどん登場して激アツの「トリプルライダーリーチ」に発展。何とそのまま大当たり。さらには突入率55%のST確変の連チャンモードへ突入! まだ3千円しか使ってないのに……。

そこから16R大当たりを3回引いて4連チャン。もう少し伸ばしたかったけど、当たれば何でもヨシ。ただ、その後は通常当たりの単発を1回引いただけで、追加投資が3万円。そのまま夜になって時間切れでヤメました。

言うまでもなく負けですが、予想外の『収穫』を得られました。連チャン後から次の単発当たりを引くまでに1000回転ハマリを喰らってしもたんですが、何と千円あたり28回転という好条件でした。しかも等価交換で、です。

でもこの台、どう見てもそこまで回る釘ではなかった。「アンドレって本当にパチプロなの?」と言われてしまいそうですが、この『仮面ライダー フルスロットル』には良く回る秘密が隠されていたのです。

それは“オマケ入賞口”にあります。元々どんな機種にもあるんですが、盤面の端っこに配置されている「少し払い出しが得られる穴」のことです。

この『仮面ライダー』は従来機種に比べてオマケ穴に入りやすい釘配列になっていて、その結果、玉の減り方、つまりお金の減り方が遅いのです。

また、大当たり出玉が他のMAX機種に比べ、ほんの少しだけですが控え目になっているため、ホール側もキツキツ釘にしなくてもすむ良心的な設計になっているのです。もちろんMAXスペックだけあって、当たればドカンと出ますのでご安心を。

負けたのに絶賛するもう1つの理由は「演出」です。原点回帰というべきシンプルさで、とてもわかりやすくなっています。仮面ライダーが1人でも多く登場すれば、あるいは群やゼブラ柄が出ればそれだけで激アツ。バイクハンドル型の役モノを作動させるチャンスが加われば大当たりは目前! これぐらいのわかりやいパチンコがちょうどええです。

最近の機種では当たり前の「ボタンを押せ」演出も抑えてあって、個人的にも好感度アップ。隣の台でやたらとボタンをバンバン叩かれるのはかなわんからのう(苦笑)。大当たり中には前作『仮面ライダーV3』のBGMが選べたり、通常時には懐かしい怪人やゲルショッカーが登場したりと、他にも往年のファンにはうれしいポイントが用意されています。

小冊子や雑誌で予習するのもええけど、打ってみればそれだけで面白さがわかる。まさにそんな完成度でした。さすがぼくらのヒーロー、仮面ライダー!


■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。


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