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岡田奈々「いいパートナーと、一緒に生きていけたらいいかな」ズバリ本音で美女トーク

[週刊大衆2016年07月11日号]

岡田奈々「いいパートナーと、一緒に生きていけたらいいかな」ズバリ本音で美女トーク

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 70代はアイドルとして、80年代は女優として、その大きな瞳で世の男性のハートをわしづかみにしてきた岡田奈々さん。最近は母親役での出演が目立つ彼女の、最新作から女優としての生き方、男性のタイプ、結婚願望まで語っていただいた!

――いや~、それにしてもデビュー時から、ホント、変わらない美貌ですね!

岡田:いやいや、そんなことはないですよ。

――女性誌などで“奇跡の50代”と称えられているのも納得です。ただ最近の若い人は、岡田奈々という名前を聞くと、同姓同名のAKB48のメンバーを思い浮かべる人もいるとか。

岡田:そうなんですね。彼女のことはもちろん知っていますが、やっぱり時間は流れていますね。

――でも『週刊大衆』の読者にとっての岡田奈々と言えば“青春の恋人”奈々さんです。そんな岡田さんの最新映画は『海すずめ』ということですが……。

岡田:愛媛県宇和島の図書館に勤務する女性、赤松雀が主人公の物語です。彼女は小説家を夢見ながら、自転車で街の人々に本を届ける「自転車課」に勤めているんですが、そのこと自体、とても夢がありますよね。映画では、『宇和島伊達400年祭』を背景に、古書を探す雀たちの“冒険と青春”が描かれています。

――岡田さんが演じたのは雀の母・京子役ですね。

岡田:どこにでもいる娘思いの普通のお母さんです。その土地に根づいている“生活の匂い”などを自然に表現できたらいいなと思って演じていました。

――雀役は、“頭突き瓦割り”CMで一躍ブレイクした武田梨奈さんでした。

岡田:武田さんとご一緒させていただくのは初めてでした。おとなしい方で、こんな子が瓦を割っちゃうんだって驚きでしたね。私なんか、割り箸も真っ直ぐに割れないのにって(笑)。

――ハハハハハ。

岡田:休憩時間などに“今後はハリウッドでやっていきたい”って話をされていて、気迫を感じましたね。

――夫役は内藤剛志さん、父親役は目黒祐樹さんと、共演陣も豪華ですね。

岡田:内藤さんとは、20代の頃に撮った映画『オキナワの少年』で、恋人役を演じさせてもらいましたが、それ以来で、本当に久しぶりでした。目黒さんとは映画『里見八犬伝』とか、いくつかお仕事させていただきましたが、今も若々しい感じで、内藤さんとそんなに年が離れていないのに、親子役を演じることを気にされていました(笑)。

――内藤さん61歳、目黒さん68歳、確かに7つしか違いませんね(笑)。ちなみに撮影で苦労された点はありますか?

岡田:方言は、出身地である岐阜とイントネーションが似ていたので、そんなに苦労はしませんでした。

――国の重要文化財である宇和島城を、撮影で使用されたそうですね。

岡田:でも、中は撮影NGだったので、外の白壁のところを使わせていただいたんです。私たちが夜、お城に入って行くシーンがあるんですけど、宇和島城の外壁の道を通っていくんですね。真っ暗で大変だったのに、映画で使われたのは城の白壁に映る私たちの影。これなら代役でもよかったんじゃって笑い話に。

――確かに。歴史のある蔵も使われたとか?

岡田:中は狭くて、スタッフ全員が入れなくて。足場も悪くて、歩くと床がギーコ、ギーコって鳴って抜けるんじゃないかって。貴重な資料もたくさんあって、触っちゃいけないって、すごく緊張していました。

――劇中には、本物の宇和島伊達家13代目当主の方も登場されています。

岡田:気品があって凛々しいというか。でも、撮影現場に、リュックを背負ったラフな格好で挨拶に来られたのが意外でした(笑)。

――でも時代が時代なら、簡単にはお顔を拝見できない方ですよね?

岡田:そうなんですよね。そう考えたら、なんか不思議な感じでしたね。

――では、映画の最大の見どころはなんでしょう?

岡田:そうですね。物語はもちろんですが、隠れた見どころとして、宇和島湾に浮かぶ九島と、宇和島市を結ぶ「九島大橋」の実際の建設風景が、映画に収められているんです。そちらもお楽しみください。

――では、映画から話は逸れますが、芸能界に入った経緯を教えてください。

岡田:当時『あなたをスターに!』というオーディション番組があって、応募してみたところ、優勝したのがキッカケでした。

――ご両親は応募に反対されなかったんですか?

岡田:受かるとは思ってなかったので「やってみたければ、やってみれば」ぐらいの感じでしたね。

――優勝後はアイドルとして歌を出したり、ドラマに出演したり……と、超多忙な日々でしたよね。

岡田:でも、イヤだと思ったことはなくて、楽しくて仕方ない感じでした。当時、学校(堀越学園)にも、午前中は必ず通っていましたし。仕事のある午後は、マネージャーさんが迎えに来てくれて、歌番組やドラマ、取材で、寝る暇もないくらいでした。

――20歳のときに「女優宣言」をされて、今日に至るわけですが、最近は、母親役での出演が多いですね。

岡田:年齢的に言ったら、そうなりますよね~。実は苦手なんですけど(笑)。

――苦手なんですか?

岡田:やっぱり、子どもがいないので、想像でしか演技ができないんですよ。もっとも、芝居をするっていうことは、そういうことなんでしょうけど。子どもが小さいという設定ならまだしも、今回の武田さんくらいだと、どうしたらいいか、困ってしまうこともあるんですよ。

――これまでも、上戸彩さん、『嵐』の二宮和也さん、神木隆之介さん、深田恭子さん……の母親役をされてきましたが、こう並べると美男美女ばかりですね。ホントの母親だったら、さぞ鼻高々でしょうね。

岡田:そう考えると、若いうちに一人くらい産んでおけばよかったですね(笑)。

――失礼ですが、プライベートでは未婚ですよね?

岡田:でも、結婚願望はいつも持っているんですよ。今は結婚とか籍を入れるという形式的なことにこだわらなくても、いいパートナーがいて、一緒に生きていけたらいいかなって。

――なるほど。いいパートナーの条件とは?

岡田:無口な人にひかれるところがあるんですね。もちろん、何もしゃべらない人、という意味じゃないですよ(笑)。いつも一歩引いててくれて、あまり会話には入らないんだけど、そっと見守ってくれるような。まあ、仕事で言えば、職人さんみたいにコツコツやるような人かな。

――でも、これまで、言い寄ってきた男性がたくさんいたんじゃないですか?

岡田:いや~、それがいなかったんですよ。

――高嶺の花すぎて、声をかけづらかったんですね。

岡田:そんなことないと思いますよ(笑)。

――結婚や家庭への憧れはなかったんですか?

岡田:それが思わなかったんですね。子どもは好きなんですけど、子どもがいるような日常を送るということが、自分には難しいと思っていたんでしょうね。

――“生涯女優”ですね。

岡田:そんな格好いいものじゃないですよ。仕事は仕事で面白いんですけど、どうしても家庭を持ちたい、と強く思う女性ではなかったんでしょうね。

――なるほど。今後、演じてみたい役はありますか?

岡田:若い頃は妹役が多くて、今はお母さん役が多いので、その間の“女”を演じてみたいです。

――恋愛モノですね。

岡田:『海すずめ』の前に撮影した映画がズバリ『恋』というタイトルだったんですね。このヒロインがちょっと自分に似ているところがあったんです……。

――どんなところが?

岡田:なかなか結婚に結びつかない女性だったんですよ。一人の男性をずっと想い続けるところとか……。私に似てるな~って。

――そういえば、以前、出演された映画『戦国自衛隊』でも、そんな一途な女性を演じていましたよね?

岡田:あれ、セリフがひと言も無かったんですよ。でも、そういう役も好きなんです。セリフを覚えるのが苦手とかじゃなくて、セリフがないなら、ない中で、見ている人に訴えなきゃいけない……というのは、やっぱり女優として、演じがいがありますね。

――確かに。ちなみに、お好きな作品は?

岡田:海外の映画だと、メリル・ストリープの『恋におちて』などの大人の恋の話に憧れるんですよ。

――岡田さんが、そういう作品に出るとすると、相手役は誰がいいでしょう?

岡田:それ、いつも考えているんですけどね。実際、ステキな方がいっぱいいらっしゃるんですけど、誰がいいんですかね(笑)。

 アイドル時代と変わらぬ大きな瞳に見つめられ、緊張気味だった記者。失礼な発言の数々、お許しください! 岡田さんが“大人の恋愛”を演じる映画、楽しみにしております。

岡田奈々 おかだ・なな
1959年2月12日、岐阜県生まれ。74年『あなたをスターに!』(テレビ朝日)第2回チャンピオンになり、翌年、『ひとりごと』で歌手デビュー。同年、ドラマ『うしろの正面』(テレビ朝日)で女優デビュー。以降、多くの映画、ドラマで活躍。近年は映画『遠くでずっとそばにいる』(13年)、『恋』(14年)、ドラマでは『警視庁南平班~七人の刑事~』シリーズ(09年~)、『OUR HOUSE』(16年)等がある。

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