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『笑点』の極秘タブー? 笑えない「権力争い」が勃発中

[週刊大衆2016年08月22・29日合併号]

『笑点』の極秘タブー? 笑えない「権力争い」が勃発中

 日曜の夕方、ついついチャンネルを合わせてしまうという人々が、日本全国で2000万人。お化け番組の知られざる暗部に迫った!!

 5代目司会者・桂歌丸の勇退、大方の予想を裏切る春風亭昇太の6代目司会者就任。新メンバーにノーマークだった林家三平の抜擢、林家たい平の「24時間マラソン」挑戦、さらに三遊亭円楽の不倫騒動と、話題続きの『笑点』(日本テレビ系)。

「特にこれといった話題性もなかった7月31日の放送でも、視聴率は20.4%と20%の大台を記録。番組の顔であった歌丸の番組引退という大ピンチを、サプライズ人事で話題を作り、“アクシデント”をも利用して、改めて広く視聴者を獲得することに成功しています」(テレビ誌記者)

 まさに、今の日本は、“笑点フィーバー”。天下統一し栄華を誇った豊臣の世のごときだが、古今東西、歴史は繰り返すもの。次の天下を取らんとする獅子身中の虫が蠢くのが常だ。大喜利を見ているだけでは絶対に分からない国民的人気番組の裏側にあるものとは。

 まずは、最大のサプライズとなった昇太の6代目司会者就任にまつわるキナ臭い話から。キャリアと実績から円楽が大本命と思われていたが、なぜ昇太に決まったのか。ある演芸関係者が、その舞台裏を明かす。「円楽は66歳のわりには若々しく見えますが、実は3年ほど前に内臓系の病気をしていて健康面に不安があった。だから番組幹部の間では、初めから候補に入っていなかったといいます。円楽を除けば大喜利メンバーで司会ができそうなのは、『笑点Jr.』(CS日テレプラス)での司会経験がある昇太しかいなかった」

 だが一部では、やる気満々だった円楽が、この人事に大激怒し、なんと“番組ボイコットクーデター”を画策していたとも報じられているのだ。落語関係者はこう話す。「確かに一時期、円楽さんのはらわたが煮えくり返っているという話は聞こえてきましたね。でも、クーデターなんて絶対にありえない。それに、司会者になってもギャラが大幅に増えるわけではなく、責任ばかりが増すだけですから、正直、得は少ない。合理的な円楽さんは、もう納得しているでしょう」

 笑点の出演者のギャラは、「1回約50万円。前司会者の歌丸は70万円といわれていましたが、メンバー内では若手にあたる昇太を最高額にするわけにはいかないから、据え置きでしょうね。ちなみに座布団運びの山田隆夫でも30万円はあるでしょう」(前出の演芸関係者)という。

 もちろん、そのギャラは高額であることは間違いないが、それ以上に大きいのが営業だという。「視聴率20%超えの笑点メンバーは全国区の知名度を誇ります。だから、地方営業はウハウハ。最近の流行りは、笑点メンバーを2人セットにして行うもので、1000人クラスのホールが即完売するといいます。そのギャラは1回で1人120~150万円。だから、番組に出られてさえいれば安泰なんですよ」(前同)

 ある若手落語家は、こう明かす。「とにかく、笑点出演者たちは全員が桁違いの大金持ち。昇太さんは、世田谷の大豪邸の他に高級マンションを所有。中野区の高級住宅街に要塞のような豪邸を建てたたい平さんは、仕事先に愛車のスポーツカータイプのポルシェで乗りつけることでも有名です」

 不倫に使った錦糸町のホテルこそ、3時間4500円と激安だった円楽もハワイに別荘を持っており、歌丸は年収1億円と先日、女性誌で報じられたばかり。「落語界で、億万長者の笑点メンバーに対する嫉妬は間違いなくある」と話す前出の落語評論家は、こう続けるのだ。

「だから、円楽さんの“クーデター説”は、笑点メンバーになりたい、他の噺家から流されたデマなのかもしれませんね……」 平安の世を崩さんとする勢力は、すぐ近くにいるということか。

 さて第2のサプライズとなった林家三平のメンバー入りについては、日本テレビから、「今までにないキャラクターと40代という若さ」と発表はあったものの、やはり様々な憶測が飛び交っている。

「実力的には大きく見劣りすると言える三平の起用だけに、先代の時代から一門を後援する企業や資産家からの要請があったとか、三平の妻で元女優の国分佐智子人脈に連なる芸能界のドンからの後押しがあったなどなど、何か大きな力が働いたのではと、もっぱらです」(芸能記者)

 だが、演芸関係者は、この裏に10年にもわたる“愛憎ドラマ”の存在を明かすのだ。そのドラマの主人公は、2004年、病気で倒れた師匠・こん平の“代役”として笑点メンバーとなった林家たい平である。「こん平の林家一門を牛耳る、“おかみさん”こと先代三平の妻・海老名香葉子さんは、笑点のこん平の席を末っ子の三平に継がせたいと、ずっと思っていたそうです。しかし、こん平が倒れた04年は、三平はまだ真打になりたて。年も30代前半と若すぎたこともあり、あくまで“代役”として、たい平を番組に送り込んだそうです」(演芸関係者)

 しかし、その後、たい平が番組内で存在感を増すようになると、おかみさんは「そろそろ三平を出して!」と、番組幹部に直訴し、たい平降ろしに動いたというのだ。さらに、演芸関係者は驚くべき話を続ける。「師匠のこん平も、おかみさんの言いなりなんです。こん平は見舞いに訪れるたい平に対し、“早く代わってやれ!”と何度もツラく当たっていたそうです」 そんな仕打ちを受けながらも、師匠を立て続け、海老名家のことを一切悪く言うことがなかったたい平を、大喜利メンバーは篤くサポートしていたという。

「今回の三平の新メンバー入りは、おかみさんの“営業”がついに実ったと言えるかもしれませんが、それを最も喜んだのは、長年の重圧から解放されたたい平でしょう。さらに、彼は24時間マラソンのランナーとして日テレとの結びつきをより強めることになった。だから、もう降板の心配はないですね」(前同)

 昇太を新司会として迎え、新メンバーとして三平がお披露目された5月29日、たい平の24時間チャリティーマラソン挑戦も発表され、たい平は、「力不足ということは重々承知ですが、皆さんの思いを乗せて走ることを決断しましたので、よろしくお願いします」と涙ながらに決意を述べたが、「24時間マラソン挑戦が決まって泣いた人は聞いたことがありません。この10年のたい平の頑張りを考えると、あの涙の裏には万感の思いがあったに違いありません……」(演芸関係者)

 とはいえ、三平の起用理由を「若さ」と発表した日テレに、ウソがあったわけではないようだ。実は、水面下で日テレが進める“笑点5か年計画”なるものが存在するというのだ。日テレ関係者は、こう明かす。

「今回の人事のテーマは、未来の笑点を見据えた“若返り”でした。5か年計画とは、今から5年以内ごとにメンバーを若返らせていくというもの。次は78歳の林家木久扇師匠です。後任は息子の木久蔵さんが有力ですが、その次は三遊亭好楽、三遊亭小遊三、円楽と、5年以内ごとに若手に切り替えていくといいます。日テレは、すでに布石を打っています。好楽の息子・王楽には、『映画天国』という映画番組のナビゲーターに就任させ、世間の認知度を上げさせる戦略に出ているんですよ」

 出演者、落語界、そして局が主導権を取り合わんとする国民的人気番組の今後は、いかなるオチが待ち受けているのだろうか。

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