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フィリピン・ドゥテルテ大統領「世界一口が悪い!?」暴走言行録

[週刊大衆2016年11月07日号]

フィリピン・ドゥテルテ大統領「世界一口が悪い!?」暴走言行録

「フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が10月25日に来日し、安倍晋三首相と会談しました。南シナ海での権益をめぐる比中仲裁裁判で、中国に全面勝利したフィリピンですが、先日の訪中では一転して雪解けムード。反米姿勢を強めるドゥテルテ大統領を、日米陣営につなぎ止め、より強力な対中包囲網を形成するのが安倍首相の使命なんですが……」

 と、全国紙政治部記者が溜め息をつくのも無理はない。このドゥテルテ氏、なんにでも噛みつく癖があり、世界一口が悪い大統領とも呼ばれる存在なのだ。氏の「暴走」言行録を作ろうものなら、いくらページがあっても……。そこで今回は限られた紙幅の中で、ドゥテルテ毒舌ベスト・セレクション(?)をお届け!

 まずは、オバマ米大統領への言葉から。“世界の警察”のボスに対し、口汚く罵ったが、これには理由があるという。

「ドゥテルテが推進する薬物撲滅政策が凄まじい。大統領就任後わずか100日で、警察および自警団らが容疑者を4000人以上も殺害しているんですよ。それにオバマが“人権侵害だ”とクレームをつけたのが、気に入らなかったようです」(民放局の報道担当ディレクター)

 さらに続けて、「米国はインディアン(米先住民)を皆殺しにしたではないか」「どの国も超法規的な殺人をしてきた。なぜ、フィリピンの犯罪対策だけが問題になるのだ」と逆ギレ。加えて、オバマ同様、懸念を表明した国連の潘基文事務総長にも、「お前も馬鹿の一人だ」と身もフタもない言いよう。

 さらにすごいのが、「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺したが、(フィリピンには)同じ数の薬物中毒者がいる。彼らを虐殺できれば幸せだ」 薬物関連の発言だけではない。市長時代には、フィリピンで豪人女性が遭った殺人事件について、「美人だった。(殺害するなんて)もったいないことをした」と発言。それに対し、反発の意を表明したゴールドバーグ米大使を「クズ野郎」などと罵倒したのだ。

「最近はイスラム過激派組織にも言及し、“俺を怒らせたら、俺は本気でお前らを生きたまま食ってやる。生でな”“俺は本当にお前らの腹をかっさばくからな。酢と塩をよこせ、お前らを食ってやるから。冗談じゃないぞ”と公式映像で話しています」(前出の記者)

 大統領就任から4か月。容赦なき政策と暴言で注目される危険な男を、安倍首相はうまく扱えるのか。

フィリピン・ドゥテルテ大統領「世界一口が悪い!?」暴走言行録

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