日刊大衆TOP 娯楽

【G1エリザベス女王杯】牡馬と戦ってきた実績を重視して好配当を「レース傾向分析 須田鷹雄」

[週刊大衆2016年11月21日号]

バナー

 3歳の大物、ジュエラーが戦線離脱したため、古馬勢が有利になってくる。古馬の選び方には一つの原則があり、それは“牡馬と戦ってきた実績を重視する”ということだ。

 過去10年のエリザベス女王杯で、前走が府中牝馬S組の成績は[1・1・5・58]と出走頭数のわりに連対レベルの馬が少なすぎる。牝馬限定の重賞は、それだけ低レベルであることが多いわけだが、それでも重賞を好走すれば、それなりに人気になってしまう。そこへは飛びつかずに、別グループから探すべきだ。

 オールカマー組はサンプルこそ少ないが[2・1・0・1]、京都大賞典組からも3頭の連対馬が出ている。例外的存在だが、外国馬のスノーフェアリーは2回とも牡馬相手のG1を使ってからここへ来たし、さらにはエルムSやスワンSといった畑違いの重賞からも馬券に絡む馬が出ている。

 前走、牡馬相手に重賞を走ってきた登録馬の中で、レース間隔が一番短いのは◎マリアライト。オールカマーでは5着に敗れたが、今回は、実績のあるコースに戻る形なので問題ないだろう。前走の印象の良さということでは、休み明けでもミッキークイーンのほうが上かもしれないが、同馬は対牡馬の好走歴がない。今回の予想の趣旨は“牝馬限定のG1でも対牡馬戦の成績にこだわる”というものだから、同馬は▲まで。

 前走が牡馬相手ということでは、宝塚記念以来となる★タッチングスピーチにもある程度の印を回さなければならない。近走は散々な成績だが、今回は京都記念2着と同じコース。当時のように馬場が渋ると◎も強さを増すので、◎-★の組み合わせにもなりやすい。

 一方、3歳馬については牡馬と戦う機会も少ないので、そこにはこだわらず評価したい。外回りコースのほうが良さそうな○パールコードには楽しみな一戦。春にオークスを自重した効果が出てきた印象で前半がある程度流れると台頭してきそうだ。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

【G1エリザベス女王杯】牡馬と戦ってきた実績を重視して好配当を「レース傾向分析 須田鷹雄」

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.