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プロ野球キャンプ「激ヤバ裏話」番記者座談会

[週刊大衆2017年03月06日号]

プロ野球キャンプ「激ヤバ裏話」番記者座談会

「これは、絶対に書けない話だけどね」 ブンヤたちがそんな前置きをするディープなネタを余すことなく大公開!

 2月1日に一斉にスタートしたプロ野球キャンプも、いよいよ終盤に。各地から届けられるキャンプ情報の中には、スポーツ紙には絶対に掲載できない“激ヤバ裏話”も存在する。現場で取材するスポーツ紙記者が集まり、とっておきのアブない話を開陳してもらった。

座談会メンバー
A 記者歴32年のベテラン記者。プロ野球界全体に精通する。
B 記者歴15年の中堅記者。在京球団の番記者を務める。
C 記者歴7年の若手記者。在阪球団の番記者を務める。
D 40年以上業界を渡り歩いてきたご意見番的記者。

A まずは、25億円とも30億円ともいわれる大補強で、盟主奪還を目指す巨人の話題から入ろうか。

B 中畑清、篠塚和典などのOBが「声が出ていない、活気がない」と酷評していますが、実際、その通り。

C 今年からファンがグラウンドまで降りてこられるようなサービスを始めたことが要因なのでは。選手たちが“やりにくい”ってこぼしてるって聞きましたよ。

D あと、高橋由伸監督の性格が反映してるっていうことかな。原監督は、ダメな選手はすぐに2軍に落としてたから、選手たちにも危機感があった。由伸監督は、舐められているわけではないんだけど、選手が監督の優しさに甘えている部分があるかもな。

A 今季は坂本勇人以外、レギュラーは約束されていないと由伸監督が宣言していたから、選手の競争意識にも火がつきそうだけど。

D 確かに、今季のレギュラー争いは熾烈。マギー獲得で、阿部慎之助、村田修一でさえスタメンを外れる可能性がある。ベテラン勢の争いが、チーム全体をギクシャクさせているかもね。

C 巨人は金を使っていますけど、効果的な補強なのか疑問です。新外国人を獲っても、外国人枠の関係で一度に使えませんし。

A ギャレット、クルーズの出番は減るだろうね。特にクルーズは、由伸監督から嫌われているみたいだし。

B クルーズは、すぐに痛がるらしいです。1週間で復帰できるところ、2週間は平気で休む。やる気がないと思われても仕方ない。

A どちらにしても、巨人のキャンプ取材は目玉不足。ドラ1の吉川尚輝は3軍スタートだし、ドラ2の畠世周はいきなり故障、FAの山口俊もインフルエンザ。

D 長嶋さんがキャンプ視察で「勝つ勝つ勝つ」と言ったけど、「喝喝喝」だよな。

C レギュラーが決まっていないのは阪神も同じです。

A 確かに、外野は福留孝介、髙山俊、糸井嘉男で決まりだろうけど、内野はまったく分からない。

D ポジションが決まっていないのが多すぎて、“大丈夫か?”なんて心配の声が記者の間で上がっているよ。

C 原口文仁を一塁に固定してしまえばいいんですよ。捕手としての起用の可能性も残しているから、投手陣も不安がっています。リードはお粗末ですからね。

B 投手陣といえば、WBCに呼ばれた藤浪晋太郎が張り切ってますね。キャンプ序盤から150キロの速球をバンバン投げ込んで、絶好調をアピールしている。

A ライバルの大谷翔平が辞退して、「俺の出番だ」と意気込んでいるんでしょう。

B ただ、飛ばしすぎが心配。これでは、1シーズン持たないかもしれない。誰かがセーブしてあげないと。

C そういう意味では、糸井が右膝の故障で出遅れたのは、よかったのかもしれません。マイペースに調整できたことが、プラスに作用すると思います。

A 今年の金本知憲監督は、鳥谷敬への刺激剤としてドラ1で大山悠輔を獲ったけど、まだ鳥谷を脅かすだけの力はないようだね。

C その分、糸井のバッティングに期待しているんでしょう。なんといっても、糸井の年俸は球界最高の6億円らしいですから。

D しかも4年契約でしょう。さすがに払いすぎ。まあ、黒田博樹のように6億円分の活躍をすれば、誰も文句は言わんだろうけど。

A 広島は、黒田が抜けた穴が気になるね。

C 黒田の大きな穴を埋めるほどではないですが、ドラ1の慶大・加藤拓也がいいですよ。ハートが強いというか、勝負度胸がある。臨時コーチの安仁屋宗八さんは、昨年のキャンプの段階で、「今季は野村が活躍する」と予言してましたが、今年は「加藤は間違いなくやる」と断言してます。

D 2年続けて予言が当たるかどうか、見ものだね。

C かわいそうなのは、菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也という主力を軒並み、侍ジャパンに持っていかれてしまったこと。田中が追加招集され、緒方孝市監督はかなり怒っていたとか。

D 大谷翔平の辞退で、野村祐輔まで取られそうだったからね。さすがに、NPBが自重したみたいだけど。

A ラミレス監督就任2年目のDeNAはどうかな。

B 着実にチーム力がアップしてますし、昨年のAクラスは決してまぐれではないですよ。

D 評判がいいのは、ドラフト5位の細川成也。阪神との練習試合で初打席、初ホームランを放ったことからも分かるように、パワーがある。ラミレス監督はカブレラの再来とベタ褒め。

B 明秀日立高時代に通算63本、投手としては146キロの速球派と身体能力はズバ抜けています。高卒1年目で、いきなり大ブレイクする可能性はありますよ。

A 主砲の筒香嘉智には、「再来年メジャー行き」という噂が流れているけど、筒香が抜けた穴も埋められそうだね。

D メジャー行きといえば、山田哲人も今オフにでも海を渡る可能性は高いね。今季もトリプルスリーなんてことになれば、ヤクルトはもう年俸を払えないだろうからね。

B 山田が抜けたら、ヤクルトは本当に暗黒時代でしょうね。穴を埋められそうな選手はいないし、どう考えても投手が駒不足です。ドラ1の履正社・寺島成輝が、いきなり足首の故障というのも痛いですね。

D 唯一の希望は、WBCにも召集された抑えの秋吉亮。すっかり自信がついたみたいで、やる気満々だよ。

A 昨年最下位の中日は?

D 森繁和新監督が落合色を一掃して、雰囲気は明るくなったみたいだね。森監督は、親分肌で選手たちをかわいがるからね。

C ドラ1の柳裕也は、森監督がドラフト当日の朝に閃いて、突如指名を決めたらしいですよ。そんな彼が調子いいもんだから、森監督は「そら見たことか」と機嫌をよくしたとか(笑)。

A でも戦力的には、優勝争いにはほど遠いでしょう。

D じゃあ、次はパ・リーグに話を移そう。パは、やっぱり大谷翔平の話題かな。

B NPBの関係者が怒っているのは、日本ハムがNPBに正式な報告をせずに、一方的にWBC辞退を発表したこと。足を痛めて辞退の可能性があることはNPBに報告していたものの、出るかどうかはキャンプの様子を見てからと、みんなが思い込んでいたのに、NPBの頭越しに辞退を既成事実化してしまった。

C 足首の故障は去年の日本シリーズからと言うけど、日本代表強化試合もあったし、なんでこんなギリギリまで引っ張ったんですか?

A 実は、大谷は年末年始のダルビッシュ有との合同自主トレで、キックボクシングの真似事をやっていたんですが、それで悪化させたともっぱらですよ。

D いやいや、それは噂。根本的には二刀流の負担が大きすぎたんだよ。

C ケガの具合も、手術をしたほうがいいという声と、そこまでじゃないという声があって、どの程度のケガなのか、はっきりしない。

A いずれにせよ、日本球界の宝なんだから、無理はしないでほしいね。

B 日本ハムとのデッドヒートが予想されるのが、ソフトバンク。昨年は、日ハムに11.5ゲームをひっくり返され、大恥をかいたので、二の舞は許されない。

C このチーム一番の話題といえば、ドラ1の創価大・田中正義。14日のシート打撃では、いきなり152キロを投げて、他球団の偵察隊を驚嘆させました。

A 2度もバットをへし折ったというからストレートは本物。ただ、コントロールに難があるみたい。評論家の西本聖さんなんかは、「腰の使い方に問題がある」と言っていたね。

D ソフトバンクに話題の選手は、もう一人いるよ。今年契約最終年の松坂大輔。例年になく飛ばしています。

B でも、往年のストレート主体のピッチングではなく、変化球が中心になってしまっているのが、全盛期の松坂の力を知っている身としてはなんとも寂しい。

D もっとも、田中や松坂に頼らずとも、投手はあり余っているからねえ。

A これで優勝できなかったら工藤監督の責任問題のはずだけど、キャンプ前に異例の契約更新で、19年まで監督を務めることが決定。

D ソフトバンクも優勝が当たり前になってきているけど、今の主力選手は確実に年を取ってきているからね。目先の勝利だけでなく、3年後も見据えたチーム作りをしてほしいということなんでしょう。

B 辻発彦新監督を迎えた西武に話を移しましょう。全盛期とはあまりにも違うチームの立て直しのため、まずはグラウンド内のサンダル履きを禁止しました。

A なんだよ、それは。もっと根本的な問題があるだろ。

C FAで楽天に流出した岸孝之の穴が埋まらないんで、焦ってますよね。

B 甲子園の優勝投手でドラ1の今井達也は、早くも潰れてしまったみたいです。

A 西武フロントは2軍からじっくり育てようと考えていたみたいだけど、辻監督が功を焦って、一軍に帯同させてしまった。高校生は無理をさせると潰れてしまうことは、菊池雄星で十分学んだはずなのに、また同じことを繰り返している。懲りないチームだよ。

D 逆に、岸の獲得で戦力を大幅にアップさせたのが楽天だね。これで則本にかかる重圧も分散されて、バランスが良くなったよ。

B とはいえ、西武とは攻撃力が違いすぎます。投げても投げても勝ち星が増えないということになれば、岸も腐ってしまいかねない。

A 西武のドラ1と違って、ロッテのドラ1は評判いいみたいだね。

B 桜美林大の佐々木千隼ですね。さすがに外れ1位で5球団に指名されただけあって、評判通りのピッチングを見せてくれています。欠点がほとんどなく、バランスが取れています。

D 今年のドラ1は、どれもつまずいているみたいだから、現状では佐々木が新人王の最右翼かな。

A 最後はオリックス。12日の宮内オーナーの訓示は傑作だったね。「キャンプは順調と言うけれど、日本一の日本ハムが順調なら、もう一度日本一となるが、最下位が順調ならまた最下位。目の色変えてクレイジーなキャンプやっているなら違うけど」だって。

D まあ、このチームはちょうど代替わりの真っ最中だから、長い目で見ないと。

 キャンプでの練習通りにいかないのが、プロの世界。悪評を覆す選手もいれば、期待外れに終わる選手も。はたして、開幕時は!?

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