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NHKやコンビニも!?「働き方改革」で生活が激変する?

[ヴィーナス2018年02月01日号]

NHKやコンビニも!?「働き方改革」で生活が激変する?

 働き方改革――2017年に日本中を席巻したこのワードが、2018年の国民生活を大きく変えそうだ。「電通やNHKの社員が過重労働が要因で亡くなったことを契機として、残業をなくしたり有休をしっかり取れる態勢作りなどが、改めて企業に求められています」(全国紙社会部記者)

■ヤマト運輸やNHKも実施

 たとえば、人手不足から深刻な過重労働が大きく取り上げられたヤマト運輸。従業員の負担を減らすべく、同社は働き方改革を実施。その結果、17年6月から時間指定できない時間帯が発生したほか、個人向け宅配料金が大きく値上がりしたのだ。目的は、従業員の休憩時間の確保や賃金上昇なのだが、一方で、利用者が不便さを感じる結果になってしまっているのも事実。

 先に名前が挙がったNHKもその一つで、その影響は大河ドラマにも及ぶという。話すのは芸能記者。「当初、全50話と発表されていた18年の大河『西郷どん』ですが、急遽47話に変更されました。放送回数を減らして制作関係者の負担を減らすことがその理由ですが、視聴者から非難を浴びて、後に撤回しています」

 この傾向は今後、さらに強まる。大手保険会社社員が「私が担当の契約者様がケガをしたんですが、上司から“有休消化を優先してほしい。今回は別の人に対応させる”と言われたものの、急な対応でトラブルばかりで……」と言えば、ある銀行マンは「日曜日にお客様と約束をしていたんですが、上司から“休日出勤届が出ていないから、その約束はキャンセルしろ”とドタキャンさせられました」とも話すのだ。

■コンビニやチェーン飲食店の24時間営業も終わる!?

 さらに経済誌記者は、「コンビニやチェーン飲食店の24時間営業が当たり前という時代は終わるかもしれません。事実、ファミマは24時間営業の見直し実験に、すでに着手しています」とも言うのである。働き方改革がもたらすのは、労働環境の改善と引き換えの不便さだけでない。なんと、賃金低下までももたらしうるのだ。「残業時間や休日出勤が減れば、当然、給料にも影響が出ます。さらに、人手不足を解消しようと人員を確保した結果、一人当たりの給料が減ったケースもあるといいます」(前同)

 過酷な労働現場の根絶は当然だが、環境改善の影響で生活が困窮してしまっては元も子もない。はたして、庶民の生活は働き方改革で、どうなるのか……。

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