■松本人志も吉村の仕事に「パーフェクトやったな」

 2018年10月の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では「生中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説」を検証。

 出演者には生放送だと偽りの情報を伝え、釣り堀からの中継中に現れる対応が難しい素人をどのようにさばくのかを観察。仕掛け人は目を見開き、カメラに向かってよたよたと前進してくる中年男性で、右手には角材を持っていた。

 パンサー尾形貴弘(44)やあばれる君(35)が戸惑いつつ対応する中、吉村は「いやいやいやいや、素晴らしい。素晴らしい1本釣りでございます。どうされましたか?」と応じ、「生放送ですよ、お父さん!」と、仕掛け人だけではなく視聴者にも明るく呼びかける。

 さらに吉村は、強引に退場させるのではなく、たしなめるように背中を押して男性を背後に回し、釣りをしているカップルに話しかける際には両腕をつかんで自分の背中にくっつけるなどして中継をやり遂げた。

 この吉村の対応に、スタジオでは大きな拍手が上がり、VTRを見た劇団ひとり(45)は「吉村、一気に仕事増えると思う」とコメントし、ダウンタウンの松本も「パーフェクトやったな。完璧」と絶賛した。

「不測の事態での対応力もずば抜けていますし、スタッフ受けもいい。だから、今回の事態で代役を決める際にも“吉村さんで”となりやすかったのではと。また、吉村さんは、実はかなりの研究家で自分のポジションを含め、芸能界を俯瞰して見て分析しているんです」(前出の制作会社ディレクター)

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