■蛍原の隣、テレビに戻るためのYouTubeだったが……
2019年11月の『NEWSポストセブン』のインタビューに応じた宮迫は「芸能界に戻れる状況を(自分で)必ず作る。YouTubeを頑張りながら、そこにたどり着くから待っていてほしい」と蛍原に伝えたと語っていた。
しかし、今回の『ENCOUNT』のインタビューでの「またテレビで見たいという声もあります」という問いには、「当初の相方の横に戻りたいというのがコンビ解散でなくなったので、現状は単純にお話をいただければという感じですね」とやや遠慮がちに話し、「もちろん、テレビに育ててもらった人間なので、恩返し的に出れるのであればとは思ったりするんですけど、なかなか現状は難しいんじゃないですかね」とコメントしている。
「昨年8月にコンビが解散したこともあり、相方の横に戻ること、さらにはテレビに復帰することに対してもトーンダウンしている印象です。以前は古巣の吉本興業に復帰したいという思いもあったようですが、それもまったく考えていないのではないでしょうか」(前出のお笑いプロ関係者)
焼肉の次の夢について問われた宮迫は「もともと役者志望でこの世界に入ってきたので、劇団はいつか作りたいなと。劇団とのちに自分の劇場というのを作れたらうれしいなというのがあります」とも語った。
「もはや、芸人にもこだわりはあまりない、とも受け取れるような回答なんです。宮迫さんはインタビューで“ちょっとやることが多すぎる”とも話していますが、焼肉店の経営やYouTubeの企画などが忙しく、芸人活動やテレビ復帰の方向には時間を割けないのではないでしょうか。
雨上がり決死隊というコンビが存在していた頃とはまったく違う道を突き進んでいこうとしているのでしょう。たしかに、今、宮迫さんの周囲にいるのは、純粋な芸人とは言えない人も多いですからね」(前同)