岸井ゆきの・高橋一生NHK『恋せぬふたり』アロマンティック・アセクシャルの「恋愛・家族」問題を真摯に描き注目度急上昇!民放ドラマへの強烈なカウンターにの画像
高橋一生

 岸井ゆきの(29)と高橋一生(41)がダブル主演する、NHKの“よるドラマ”『恋せぬふたり』の第6話が2月28日に放送。恋愛、結婚、出産、そして家族になることの問題について描かれ、多くの視聴者の心を揺さぶったようだ。

 このドラマは、他者に恋愛感情を抱かない“アロマンティック”で、他者に性的に惹かれない“アセクシュアル”であることにとまどう兒玉咲子(岸井ゆきの)と、その恋愛的指向と性的指向を自認している高橋羽(高橋一生)の同居生活を描く物語。

 第6話は、咲子と高橋は二人で大晦日を迎える。年が明け、アロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、さまざまな人の考えを聞き、自分の将来について考える。帰宅すると、咲子の妹・みのり(北香那/24)が娘を連れて来ていた。

 みのりは自分が妊娠中にも関わらず、夫・大輔(アベラヒデノブ/33)が浮気したことを知り、離婚しようという置き手紙をしてきたという。しかし、離婚は大輔の態度次第で、離婚した場合、娘から父親を奪ってしまうことを懸念していて……という展開。

 これまで、咲子の元カレのカズ(濱正悟/27)や、高校時代からの咲子の親友で、実は彼女に想いを寄せていたという千鶴(小島藤子/28)が登場し、多様な恋愛について描かれたが、今回はみのり夫婦の登場で結婚や出産など、家族について描かれた。

  1. 1
  2. 2