■俳優の不祥事が相次ぐ仮面ライダー

「役者方面については、このところ相次いで大物監督や役者の性加害報道が連鎖的に報じられてますが、そのなかで木下ほうかさん(58)と坂口拓さん(47)は、実は中堅俳優枠で仮面ライダーに出ていました。ちなみに、同じく性加害が報じられた榊英雄監督(51)は、役者として12年放送の特撮ヒーロー『特命戦隊ゴーバスターズ』にて黒木総司令という、『仮面ライダー』における“おやっさん枠”で1年間活躍していましたね」

 木下は08年放送の瀬戸康史(33)主演の『仮面ライダーキバ』で「たまり場になっている喫茶店のマスター」として1年間レギュラー、坂口は06年の水嶋ヒロ(38)主演の『仮面ライダーカブト』で41~46話に“乃木怜治/カッシスワーム”という敵怪人の大ボス的存在をそれぞれ演じていた。特にカッシスワームについては、生身の坂口によるハイレベルなアクションが高い評価を誇っていた。

「そして、おそらくもっとも『仮面ライダー』ファンの心に深い傷を負わせたのは、4月8日に “重大な契約違反”をしたとして、8日に所属事務所とのマネジメント契約解除された名古屋発の男性アイドルグループ『BOYS AND MEN(ボイメン)』の元メンバー・小林豊(33)です。

 4月8日に『文春オンライン』に昨年10月3日に福岡市中央区の新天町商店街にある薬局で万引きをして店員に捕まって警察に連行された、というニュースが原因ですね。彼は“2号”だったんです……」

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