■「いまもフジテレビの球体を見るたびに思い出してくるんですよ」
フジテレビでは、最終面接に進んだという新井アナは、フジテレビの最終面接は「4人いて2人が残る」「2時間待つ。受かったら電話がかかる」というシステムだったため、近場で時間をつぶしていたが、残念ながら電話がかかってくることはなかった。
「かかってこなくて……トイレの中に入って、嗚咽しました」
「(不合格電話もないから)もや~んとしながら終わって。いまもフジテレビの球体を見るたびに思い出してくるんですよ」
と、新井アナはしみじみと語った。
ちなみに、19年の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)で「面接で披露した特技が良くなかったんじゃないか」とウグイスの鳴きまねをして「ウグイスと会話することができたんです」と面接で話したことを明かし、バイきんぐの小峠英二に「だから落ちたんだよ」と辛らつなコメントをもらっていた。
「新井アナが不採用となった年に、フジテレビに合格したのは現在『ノンストップ!』とBSフジの『プライムオンラインTODAY』に出演している宮澤智アナウンサー(32)と、今年4月にフジを辞めて吉本興業へ事務所に移籍した久代萌美アナウンサー(32)です。こうしてみると、結局のところ、新井アナが一番売れている気もします」(前出の専門誌記者)
■フジの番組に出演する機会はある
なお、今回『かまいガチ』で新井アナは「下積みから抜け出した瞬間」については当時24歳で決まった『情報7DAYSニュースキャスター』(TBS系)のお天気コーナーで「人生が変わった気がした」と挙げ、
「当時のプロデューサーさんがどうしてもやって欲しいって言ってくださって。その人が居なかったらどうなってたかも……怖いですね」
と語っていた。
「こうした経緯がある新井アナですが、フジテレビをNG視しているわけではなく、情報番組は『めざましテレビ』で11年から12年まで月に数回コーナーリポーターをしたり、バラエティ番組では『ウワサのお客さま』に20年1月31日放送回に初登場してから数回ゲスト出演したりしています。
今回の“いまもフジテレビの球体を見るたびに思い出してくる”という話から察するに、出演するたびに“不採用を後悔するくらい活躍する!”という気合が入っているのかもしれませんね(笑)」(前同)
『かまいガチ』で「あの時を思い出しちゃうので最近は食べてなかったんですけど、やっぱり美味しいですね」と担々鍋を食べた新井アナ。これからもフジテレビへの反骨精神で頑張っていただきたい!