さすがに「全国ネット」は無理だったが、ようやく地上波復帰をかなえることができそうだ。
8月2日、元雨上がり決死隊の宮迫博之(52)が、ボディメイク・コンテスト特別版『美バ―1グランプリ』シーズン2の総合司会に就任し、会見が開かれた。同番組は23年3月、ローカル局の千葉テレビで放送されることになる。
「宮迫さんといえば、19年の闇営業騒動以来、テレビからすっかり姿を消しました。雨上がり決死隊が解散した21年8月17日に行われた『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』でさえ、テレビ朝日での放送はなく、ABEMAなどネット配信のみ。
20年12月28日に生放送された深夜番組『クイズピンチヒッター』(フジテレビ系)で、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(48)が“生放送で生テレビ電話をする”という裏ワザで、1度だけ、ほんのわずか出たことはありましたが、今回が本格的な地上波テレビ復帰第1弾となりそうですね」(専門誌記者)
■宮迫の相変わらずの失言ぶり
就任会見は「もしかしたら総合司会でも私だけ映っていないかもしれないし、まだこれからどうなるか分からないですよ(笑)」と自虐ネタを交えたり、最近の時事ネタであるTKOの木本武宏(51)による投資トラブルに言及したりと、おだやかに進行していたが、気になる部分もあったという。
「元相方の蛍原徹さん(54)について触れる場面があったんですが、話の内容自体は無難なものの、相変わらず失言癖というか言い回しがよくないというか……。ちょっと違和感はありましたね」(前出の専門誌記者)
たとえば「地上波に出ることのこだわり」について聞かれた際に「もちろん出たい」と言いつつ、
「ただ、がむしゃらにテレビに出るっていうのは……もともとコンビのとなりに戻るっていうのがあったんですが、それがなくなったので、その当時のほどという感じではない」
と、蛍原との解散について触れ、
「現状は厳しいですが、何年後かに蛍原さんが『もしその気になったら、俺の方から言うかもしれない』という会話はしたことはあります。どうなるかは分からないですけど、僕自身はしたくて解散したわけではないので、もう一度やりたいという気持ちは100あります」
と話す場面があった。