■気になる黒田官兵衛・濱田岳の動き

 それにしても、裏切者という言葉がどうもしっくりこない。何をもって“裏切り”なのだろう。誰もがテッペンを取りたくて銀杏高校へきたのではないか。

 豊臣秀吉西畑大吾/25)と加藤清正(須賀健太/27)のように、拳でぶつかって魂を感じて勝敗を決めるでもなく、クラス最強であろう家康の傘の下で満足なのだろうか。明智光秀萩原利久/23)も、信長と図書館で言葉を交わして本音で話せたように思えたが、完全に家康の後ろを歩く人物になってしまったのが残念だ。

 ただ、黒田は別格と言っていいだろう。武将たちの考えを先に読み取り、情報を巧みに使うことで戦の本質を炙り出していく。家康の近くにいながら信長にも近づいたのは、自分の理となる器を探すためだと言った。黒田は自分の能力を見極めて発揮できる場所を探しているのだ。

 そして、家康に負けた武田信玄満島真之介/33)もいよいよ吹っ切れて立ち上がったし、“裏切り”という形で家康側に付いた武将も明らかになるだろう。次回が楽しみだ。(文・青石 爽)

■そろそろ秀吉・西畑大吾も動き出す?

 秀吉・西畑大吾のシャツには家紋のプリント。細かいところも手が込んでいる。

※画像は『新・信長公記』公式ツイッターアカウント「@shincho_drama」より

■日本テレビ『新・信長公記』公式サイト

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