フジテレビの佐野瑞樹アナウンサー（５０）と山崎夕貴アナ（３５）がＭＣを務める同局の昼の情報番組『ポップＵＰ！』が、年内で打ち切りになると８月２６日、ＷＥＢサイト『週刊女性ＰＲＩＭＥ』が報じた。その後、複数のメディアでも同ニュースが報じられたのだが、『ポップＵＰ！』は坂上忍（５５）がＭＣを務めた『バイキングＭＯＲＥ』に代わって４月にスタートしたが、報道通りならわずか９か月で終了することになる。
打ち切りの大きな理由は視聴率の低迷だ。スタート当初の平均世帯視聴率は３％台だったものの、６月以降は１％台に下落。８月に入ってからも、１％中盤から後半を推移していた。
局内では早くから打ち切り話も浮上していたようだが、６月にはチーフプロデューサーにパワハラ疑惑が報じられて番組を離れることになり、この流れが加速したという。
平日の帯番組は習慣で視聴する人も多いため、新番組は苦戦を強いられることが少なくない。そのため、通常は最低でも２年ほどは続けることが常識となっているが、６月に社長に就任した港浩一氏（７０）の強い意向もあり、年内での打ち切りが決定したと８月３０日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）では伝えている。
同誌によると、『ポップＵＰ！』は情報番組などを手掛けている情報制作局が制作しているが、来年スタートの新番組は港氏の古巣であるバラエティー制作班が担当することになるという。
新番組の「ＭＣ候補」も、最近になって港氏に提案されたばかりで正式には決まっていないものの、社長肝いりのプロジェクトということで、ビッグネームにお願いしたいという意向もあるようだ。
■新番組ＭＣ候補は中居＆ナイナイ!?
麒麟・川島明（４３）がＭＣを務める『ラヴィット！』（ＴＢＳ系）が好調のため、フジ側は『笑っていいとも！』（フジテレビ系）のような昼のバラエティ番組を想定しており、ＭＣには元ＳＭＡＰの中居正広（５０）やナインティナインの名前も挙がっている、と記事では伝えている。
「ただ、そもそも前番組の『バイキングＭＯＲＥ』が終了したのは、坂上さんの高額ギャラがネックになったと言われていますからね……。一部では坂上さんの『バイキング』のギャラは１本１２０万円とも報じられましたが、単純計算で年間２億８０００万円。
佐野アナと山崎アナが『ポップＵＰ！』のＭＣに抜擢されたのは、局アナでギャラがかからないからというのが大きかった。というか、それが最大の理由です。タレントを帯でＭＣに使うとなると、ギャラが跳ね上がりますからね。そのため『ポップＵＰ！』は局アナＭＣ、タレントは日替わり、という体裁をとったと言われています」（制作会社関係者）
