■東出昌大、宮迫博之、渡部建は「一発アウト」なのに

 フランス移住を発表した(36)の元夫である東出昌大(34)は、2020年1月に『週刊文春』で女優・唐田えりか(24)との3年にも及ぶ不倫を報じられ、出演CMが即降板。その後、杏とも離婚し、事務所からも契約を解除され、現在は地上波ドラマではなく、映画や舞台を中心に活動している。

 また、元雨上がり決死隊宮迫博之(52)は、2019年6月に『FRIDAY』(講談社)で、振り込め詐欺グループの忘年会に参加、金銭を受け取っていたことを報じられた。その後、地上波復帰とはならず、現在はYouTuberや、焼肉店「牛宮城」の経営者として活動している。

 アンジャッシュ渡部建(49)は、2020年6月に『週刊文春』で六本木ヒルズの多目的トイレで、不倫相手の女性と不適切な行為に及んだことを報じられた。2022年2月に『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)でテレビ復帰を果たしたが、いまだキー局の番組出演は果たせていない。

「この3人は、不祥事をきっかけに地上波テレビから“追放状態”になってしまっています。それぞれやったことは芸能人としてはかなりアウトなことで、特に東出と渡部の件は、女性は“永久にNG”となってはしまいそうではありますが、社会通念に反する行為を行ったにすぎず、法を犯したとまではいえない。

 一方、若狭弁護士が述べるように、強制わいせつ罪として十分要件を満たしているという香川は、今のところ番組内での謝罪で済んでいるわけです」(前出の夕刊紙記者)

 香川が番組を持つNHKでは、同局の有名教育番組『おかあさんといっしょ』に出演するうたのおにいさんやおねえさんらには、「恋愛禁止」「NHK以外の番組出演禁止」「立ち食い禁止」「新宿・歌舞伎町を歩くの禁止」などといったあまりに厳しい制約がある。

 同じ教育番組である、Eテレ『香川照之の昆虫すごいZ!』で司会を務めている香川の性加害報道後もNHKが対応を発表していないことについて、「うたのおねえさんにそんな行動制限してるの!? それなのに性的加害行為した香川照之はOKだなんて」といった、ダブルスタンダードではないかという指摘の声も上がっている。

 さらに、「公共放送のしかも教育番組には不適切すぎるよな香川某 民放はしらんがEテレでは二度と見たくないし見ない」「どのツラ下げて全国のお子たちに向けて教育番組に出てたんだよ!?Eテレの大人気番組だぞ?しかも冠番組だぞ?」と、猛烈な批判がSNSなどに数多く寄せられている。

「『週刊新潮』に加え、9月1日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では香川による“パワハラ”も報じています。香川のゲスな行動は、まだまだ報じられることになっていきそうです。8月24日から1週間経ち、“暴行現場”での写真も報じられた今、さすがに“上級芸能人”香川も、このまま逃げ切ることはできないのではないでしょうか……」(前同)

 次々と報道が出る数々の狼藉について、香川本人が再度説明することはあるだろうか――。

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