■出川がトップ、イモトやデヴィ夫人がそれに次ぐ関心度を誇る

「実はネット上での検索回数を比較するツールで見ると、『イッテQ』関連の人名について、ここ1年ほど特に検索されているのは、出川さんが1位で、次点がデヴィ夫人、そしてイモトさんなんです。それだけ彼らを目当てにしている視聴者は多いということですよね。

 それだけに、この3人が登場する回は必然的に視聴率が上がる、ということですね」(前出の関係者)

 くわえて、高視聴率を記録した9月4日放送回の場合は《#出川女子会の予定が急遽 #デヴィ女子会 IN #ドバイに》と公式ツイッターでも、ロケにはいなかった出川の名前を強調。不在であっても、その存在の大きさを改めて感じさせていた。

「さらに注目すべき点として、非常に検索されている、つまり関心が高いワードとして“北海道”があるんです。実際、コロナ禍で国内ロケしか行えなくなってからは、沖縄と北海道は“日本だけど特別感のある場所”として重宝されていて、公式サイトを見るかぎり、今年に入ってから8回ロケしてますからね。ちょっと頼りがちなところはあると思います」(前同)

 今年前半には、4週連続北海道ロケだった時期もあり、3月13日放送回では座長であるウッチャンナンチャン内村光良(58)がさすがに思うところがあったのか「この番組、2回に1回北海道だよな。好きだよな、北海道!」と、制作スタッフへのツッコミを入れたほか、先週放送回と企画が同じ「ジブリ映画再現」なことを聞くと「またあんの! 再放送じゃねぇか!」と叫び、VTRに移ったこともあった。

 ちなみに、2月20日放送回のスタジオトークでは『温泉同好会』についてオカリナ「北海道って滅茶苦茶広いのに、去年と同じところに行ってるんですよ」とこぼし、出川に「じゃあ再放送でいいじゃん!」と返される場面もあり、実はこのスタジオのやり取りそのものも「再放送状態」となっていた、という笑えない事態もあった。

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