「毎週日曜日の夜は日本テレビの一強」と言われるテレビ界に異変が起こったようだ。
「9月18日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)2時間半SPのコア視聴率が跳ね上がり、一部テレビマンの間で話題になっています」(制作会社関係者)
坂上忍(55)と指原莉乃(29)がMCを務める『つぶれない店』は2018年4月より日曜20時のゴールデン帯で放送されているバラエティ番組。
はた目からは「いつ閉店してもおかしくないように見える店」に密着し、どのように利益を出しているかに迫る番組としてスタートしたが、ここ最近は有名チェーン店の裏側に探るような内容がメインになっている。
9月18日の2時間半SPでも、ショッピングモールでよく見かける人気店に迫った。また、料理芸人として引っ張りだこのロバート・馬場裕之(43)が、私財をなげうって沖縄県宮古島に夢の飲食店「宮古冷麺」をオープンするまでの姿に密着した。
「テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していますが、9月4日2時間SPのコア視聴率は2.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。ところが、18日は4.4%にまで跳ね上がったんです。コア視聴率が2%上がるというのは、なかなかないこと。
『つぶれない店』の裏には、1週間に放送される番組のうち最もコア視聴率が高い『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)がありますが、9月4日は9.1%、18日は7.5%でしたから、『イッテQ!』の視聴者が『つぶれない店』に流れたと考えられます。
そして、その視聴者を引っ張ってきたのが、馬場さんの企画だったということではないでしょうか」(前同)