■「自腹1870万円」で宮古島に飲食店オープン

 馬場は『つぶれない店』の企画でローソンのサンドイッチ開発に挑戦したことをきっかけに、自身の飲食店を経営することを決意。番組では、プライベートでも足しげく通っている大好きな宮古島に、島の食材を活かした麺料理の店をオープンするまでを追った。

「馬場さんが開発したローソンのサンドイッチもバカ売れしたそうですよ。『つぶれない店』にとって馬場さんの企画は鉄板企画。そんな馬場さんが人生をかけて勝負する宮古島への出店企画ですから、大注目が集まり、視聴率が跳ね上がったのではないでしょうか。

 馬場さんの宮古島の店『宮古冷麺』は、台風が直撃し開店が延期になるなどしましたが見事オープン。過程では立ち食いそばチェーン大手の『ゆで太郎』の社長が味やコンセプトの助言をおくる場面もあり、メインの冷麺が改良され、オリジナルのシークワーサードレッシングでの味変も追加されるなど、番組の企画を経て、店はかなりブラッシュアップされていった印象でしたね」(前出の制作会社関係者)

 馬場は翌9月19日の『ラヴィット!』(TBS系)に生出演。MCの麒麟川島明(43)から「ホンマに自腹?」と確認されると、馬場は「自腹です」「1870万円つぎ込みました」とあらためて告白。

 川島から「これからはこれ(店)を要に頑張っていくというか……」と尋ねられた馬場は「今までは笑いで人を笑顔にしてたんですけど、今では食を……食で人を笑顔にしようと」と真面目にコメントしていた。

 お笑いプロ関係者は話す。

「ここ最近、ロバートは基本的に3人そろうことが滅多にありませんでした。しかし、馬場さんが店を持ったということで、今まで以上に3人全員がそろったロバートを見られる機会は減っていきそうです」

 ロバートのボケでネタ作りを手掛ける秋山竜次(44)は、バラエティ番組やドラマ、CM、Netflix配信の『クリエイターズ・ファイル:GOLD』で“憑依芸”を披露するなど、画面で目にしない日はないほどの活躍を続けている。

 馬場は料理芸人として『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)や『プレバト!!』(TBS系)などに出演。山陰中央テレビの『SOUP!』やミヤギテレビの『OH!バンデス』、TVQ九州放送の『ごちそうマエストロ』など、地方局でも料理番組のレギュラーを抱えている。

■山本は秋山&馬場に「格差」を感じている?

 前出のお笑いプロ関係者が続ける。

「馬場さんは、東京と地方を行き来する生活で本当に忙しいそうです。加えて、料理本の出版や商品のプロデュースもやっていますし、YouTubeチャンネル『BABA‘S Kitchen』も登録者数94万人超と好評を博しています。

 山本博(44)さんもバラエティ番組や情報番組に出演していますし、プロボクサーや絵本作家といった肩書も持っています。ただ、秋山さんや馬場さんと比べると、仕事量はそれほど多くはありません。収入の格差も相当大きいでしょうし、山本さん自身も2人に格差を感じているとも聞こえてきていますね。

 そのように、3者は今、バラバラに活動しています。一時は“解散”の話し合いもあったといいますが、3人は決して不仲ではなく、その結論には達しなかったそうですよ。

 今後も、年末年始の大型特番などではコントを披露することもあるとは思われますが、基本的にはそれぞれピンでの活動がメインになっていくようです。ほとんどコンビで仕事をしないウッチャンナンチャンと似たような形になると言われていますね」

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