■メリー氏が逝去したから出せた作品!?

 鈴木氏は“小説”の中で、視聴者に望まれない生放送に携わった自身も“戦犯”だと断じている。

「鈴木氏はYouTubeの『街録ch』でも、“生公開処刑”への強い後悔を語っていましたが、クリエイターとしてあの日のことを清算しないと鈴木氏も前には進めなかったのではないでしょうか。それを『20160118』でやったということではと……。

 あくまでも“小説”ということですが『20160118』を読むと、SMAP解散騒動が勃発する前後、公開処刑とも言われた生放送、そしてSMAP解散に至るまでがものすごくリアルに体感できます。

 そして、あらためて“小説”ではありますが、今回の作品も、メリー氏が存命だったら絶対に出せないものだったでしょう。メリー氏が亡くなった今だからこそ、世に出せた重要な“小説”でしょうね……」(前出のワイドショー関係者)

“生公開処刑”から『スマスマ』最終回に至るまでのこと、そして2016年12月26日の最終回で起きたことなど驚きの裏側、詳細は、『文藝春秋』をチェックしていただきたい。

 鈴木氏が執筆した『20160118』は、芸能界やSMAPファンにさらなる激震を巻き起こすことになるのかもしれない――。

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