今や日常生活に欠かせないスマホ。その“乗り換え”が簡単になるという。
「5月24日から、“MNPワンストップ申請”が始まりました。これは、携帯会社をかえても同じ電話番号を継続して使える、MNP制度を便利にしたもの。従来のMNPは、契約していた会社と、新たに契約する会社の両方へ申請が必要でしたが、今後は、乗り換え先の会社への申請だけですむようになったんです」(生活情報誌記者)
ただ、注意点もある。
「現時点で、ワンストップ申請が使えるのは、ウェブ上のオンライン契約のみです」(前同)
スマホ料金の見直し相談を専門に行う『携帯見直し本舗』(東京都)代表の鮎原透仁氏は、こう言う。
「便利な制度なので、近い将来、店頭契約でも使えるようになるでしょう。それに、最近は店舗契約でもお得なスマホプランが登場していますよ」
そこで今回は、鮎原氏協力のもと、乗り換えにピッタリな、店舗で契約できるスマホの料金プランを紹介したい。
■スマホ料金の最大のカギはギガ次第
まずは、プランを選ぶ際のコツから。
「現在のプランは、ネットのデータ通信量を表す単位“GB(通称:ギガ)”に応じて料金が変化します。ネットを使う人ほどギガ消費は増え、料金も高くなるんです」(前同)
通話料なども考慮する必要があるが、スマホ料金の最大のカギは、使用するギガ次第というわけだ。
「日本人の平均のデータ通信量は月10ギガという統計がありますが、ネットをあまり使わないなら、月3ギガで十分です」(同)
これを念頭に、各会社のプランを見ていきたい。