■夏目三久と結婚、関係も良好

 そんな中、“ポスト松本”として最も注目されているのは、大みそかに放送された『第78回NHK紅白歌合戦』の司会を初めて務めた、有吉弘行(49)だといわれている。

「有吉は、レギュラー番組本中、冠番組が12本を数える、言わずと知れた超売れっ子。むしろ、MC力としては、松本以上にテレビ界からの支持があるとも言えます」(テレビ局編成担当)

■NHK紅白歌合戦の司会を務め

 妻の夏目三久との関係が良好なのも、評価が高い。

「そもそも、結婚前から女性問題で芸能マスコミをにぎわせたことがほとんどなく、いろんな意味で“任せて安心”です」(前同)

 お笑い評論家のラリー遠田氏は、「仕事の間口がとても広いのが、現在の有吉さんの強み」と指摘したうえで、こう続ける。

「『有吉の壁』(日本テレビ系)のような、純粋なお笑い番組はもちろん、女性タレントと絡むバラエティやトーク番組の回しも巧みで、『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK)のような教養バラエティもこなしています。

 さらに紅白の司会まで経験して、もはや国民的な存在と言えるでしょう」

■“笑いのカリスマ”の後継者

 オールマイティで総合力の高い有吉だが、もちろん“笑いのカリスマ”の後継者としての資格も十分。

「『猿岩石』時代のネタの印象はほとんどありませんが、『IPPONグランプリ』で2度の優勝経験があり、大喜利でも、しっかり力を示していますからね。

『有吉の壁』は、若手芸人たちが、そんな有吉を笑わせるために細かなネタを見せる番組。多くの若手芸人の目標となっています」(芸能プロ関係者)

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