今年4月に、51周年を迎えるオリックス本社。球団も怒濤の補強を進める中、かつての「51」が驚きの決断を下す!?

イチロー(41)の去就に、日米の注目が集まっている。
「昨シーズン終了後、現地ケーブルテレビの番組に出演し、"来季もメジャーでプレーを望むか"と質問されると、"プレーします。来季もどこかでプレーすることははっきり言える"とイチローは言い切りました」(民放局ディレクター)

だが、そんな本人の意思とは裏腹に、3シーズンプレーしたヤンキースで事実上の構想外となり、フリーエージェント(FA)となってしまった、日本が誇る安打製造機。自身初となる"無所属"での越年となった。

「昨シーズンは143試合に出場し、打率・284、102安打、1本塁打、22打点。全盛期のような打率は残せなくなったが、守備と走塁に関してはまだまだ超一級品。レッズやパドレス、マーリンズなどが調査中で、獲得に興味を示しているようです」(スポーツ紙記者)

打撃に関しても、メジャー通算3000本安打まで、あと156本に迫っているイチロー。
「代理人のジョン・ボグズ氏も"出場機会が多いかを重視する"と交渉の方針を語っていましたが、できるだけ出場機会の多い、打席に立つ回数の多いチームでやりたいというのがイチローの本音でしょう。レギュラーに近い扱いで試合に出てさえいれば、156本のヒットを打つのは間違いない」(前同)

ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録である4256安打には及ばないものの、3000本安打が、イチローにとっても一つの節目となることは確か。

そして、その大記録達成を目前に、球界の一部では、ある"電撃情報"が囁かれているのだ。その情報とは――、
「今シーズン、どこのユニフォームに袖を通すにせよ、2016年には、古巣のオリックスに選手兼任監督として帰ってくる」
というもの。イチローの中には、日本球界復帰という考えは微塵もないと思われてきたが、
「ヤンキースの同僚だった黒田の、誰も予想していなかった突然の日本球界復帰があっただけに、絶対にないとは言い切れません。実際、イチローも相当な刺激を受けているはずです」(夕刊紙記者)

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