フジ報道番組の「横暴な取材態度」批判がTwitterで話題 「中の人」に直撃インタビューの画像
フジ報道番組の「横暴な取材態度」批判がTwitterで話題 「中の人」に直撃インタビューの画像

6月16日、実話雑誌『BLACKザ・タブー』(ミリオン出版)の編集部がTwitterで、フジテレビ報道部のディレクターを名指しで批判し始め、togetterのリアルタイムランキングで1位に入るなど、Twitterで大きな話題を呼んでいる。

ツイートによれば、編集部で書籍を出した障害者スポーツで頑張る女性に対し、フジテレビの報道番組が“本の紹介を条件”にノーギャラで取材を申し込んできたという。

しかし、取材途中で「やっぱり本の紹介はできないかも」「もっと彼女の過去の悲惨な写真ないのか」 などと言い出したため、取材を中止することを提案すると、突如態度を翻して下手に出てきたという。

しかし、『BLACKザ・タブー』編集部はなぜ今、批判を開始したのか?
その本意を編集長・梁瀬敦氏にうかがった。

「フジテレビ報道部のディレクターは最初から高飛車な態度でびっくりしましたね。女性やご家族も取材に対して困惑していましたが、編集部としてはとにかく書籍が売れて、印税を少しでも多く彼女に渡したいという気持ちで、取材を受けました。取材をしてくれたことには感謝しています。

しかし、『いい絵を撮る』ためなら何でも許される、という大手メディアの態度に疑問を持ったのが、今回連続ツイートしたきっかけです。
短時間でフォロワー数が数千人増えるなど、ネット上で大きな話題になって、逆にビックリしました。

彼女が不慮の事故から立ち直って、障害者スポーツに取り組む様子を、我々はずっと見守ってきました。
障害者を扱う以上、時間をかけて会話を重ねて信頼関係を築くのは当然のことだと思いますが、『これがTV報道の実態か』と正直、失望しました。

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