美和 あぁ、福山哲郎さん※民主党所属の参議院議員ですね(笑)。あんなだと、野党もマスコミからの批判の餌食になってしまいますね。福山雅治は、世論もマスコミも味方にしているから、結婚発表も世の中お祝い一色。山本太郎さんは、どうでした?
宗男 論外です!これは政治家じゃない。
美和 どうも政権側から、デモに行く人たちが軽んじられている。マイノリティ扱いされている。というきらいがありませんか?
宗男 上から目線で差別しています。10人でも100人でも、行動している人は尊いですよ。
美和 宗男先生は、そういう人の気持ちがわかる。でも、一般的な自民党を支持している層の人は「それは違うんじゃないか?」という声が多いんですよねぇ。
編集 特に産経新聞系とかの論調が…。
宗男 いや、産経や読売の世論調査でも「今国会で成立させるべきでない」は65%を超えているんですから。しかも「国民の理解を得ているかどうか?」には85%が「理解はしてない」というのが出ているんです。それだけでもおかしいですよ!
美和 自民党の暴走や野党のだらしない対応。来年の参議院選挙では、どういう影響があると思いますか?
宗男 国民の皆さんに“しっかり判断してほしい”です。国民世論を蔑ろにしたやり方、しかも力ずくで押し切るやり方は、民主的ではないと思います。じゃあどうするかと言ったら、やっぱり「選挙」しかないんです。投票に行って、安保法制やTPPに賛成した者に対しては“厳しい判断”をしてほしいですね。
美和 もし参議院選挙で、反対派が多くて勝ったとしたら…。
宗男 「ねじれ現象」で政治が変わります!
美和 まだまだ挽回は出来る! と?
宗男 出来ますよ。あの小泉政権の時、郵政選挙で小泉さんが圧勝したじゃないですか。しかし4年後の選挙ではボロ負けしてるんですから。ところがまた、3年後の選挙では、今度は民主党がボロ負けするんですから。