編集 安倍首相や、その側近が「日本人は、熱しやすく冷めやすい。このエネルギーだって、来年になったら収まるんじゃないか」と少し甘く見ている部分もあるようで…。

宗男 臨時国会もあるだろうし、通常国会も始まりますから、ここは野党の能力が問われます。しつこくしつこく、国民目線で論議していくことです。

美和 安保法制問題は、参議院選挙での国民の決断でも、まだ遅くない。ということですね? 希望が持てますね!

宗男 岡田さん※民主党党首も現実主義でね「何でも割り勘でいい」っちゅうもんじゃないですよ。共産党と安易に手を組むとかじゃなく…。

編集 せっかく盛り上がった若者や女性の民意が、今後きちんと反映される政治にするためには?

宗男 これ、簡単なことですよ。“投票に行くこと”です!今度は18歳以上から選挙権があるんですから。今までの選挙を見ても20代が一番投票率が低い。若い人が投票に行くことによって政治が変わるんです。政治を批判する前に「自分たちがまず参加すること」です。参加すれば自ずから新しい流れが出来るんですから。

vol.44-7

美和 若い世代がこぞって投票に行ったら、これは面白いですよね。しがらみが優先される古い世代と違いますからね。来年の参議院選挙楽しみですね!

宗男・美和 ズバッと一刀両断「ムネオ先生に訊け!」

キメ



鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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