――指原莉乃さんの写真集が刺激的でかなり話題になっていますが……。

峯岸:さっしーも私と同じでビジュアル担当ってわけではないと思うんですが、バンバン写真集を出すんで、正直、ちょっとは意識しています。

――おお! ライバル心ですね。指原さんはかなり大胆にヒップを出されていましたが……。

峯岸:さっしーはヒップで売っているので、私は、せっかくなので、腹筋を売りにしようかな(笑)。

――指原さん以上の大胆な露出を期待しています。出版社からもオファーが殺到するんじゃないですか?

峯岸:どうなんでしょう。私、これまで“モテ期”という経験がないんです。だから、引く手数多……というか、ちやほやされたいっていう気持ちはあるんです。

――そんなことないでしょ! 今も引く手数多じゃないですか?

峯岸:いや~、私ってAKBの役所というか、キャラ的にもそういうタイプじゃないんです。カラオケに行ったとき、盛り上がりがいまいちだったら、「ここでアップテンポの一曲を入れようか?」って言ったり、合コンで恋愛の相談を受けたら「番号訊いちゃいなよ!」って背中を押してあげたりして、結局、自分自身は何もしないで帰る……ホントに中間管理職タイプなんです。

――損な役回りですね。

峯岸:そうだと思います。モテるために生まれてきた女の子っているじゃないですか。わがままを言えて、男の人に甘えられるような子。だから、そういう子にすごく憧れるんです。

――じゃあ、峯岸さんは、合コンで男性がどういうアプローチをしてきたらグッときますか?

峯岸:色々と気を張っていた私に“お疲れ様、ありがとうね”みたいなことを言ってくれたら、“私のことをちゃんと見ていてくれたんだ”って、グッとくると思います。

――実はちゃんと陰では、支えてくれる、大人な男性がいいんですね。

峯岸:包容力がある人が良いですね。実は若いファンがいないんですよ。

――そうなんですか!?

峯岸:握手会でも私の場合は、おじさんか女の子なんです。もちろん、それはそれでうれしいんですけど。たぶん、私って突拍子もないことをしそうで、それも含めて、大らかに見守ってくれるとなると年配の方が多くなるのかなって。

――峯岸さん的には、そういう40、50代の男性ってどうですか?

峯岸:スタッフさんにもいますが、やっぱり話しやすいし、一緒にいてすごく楽しいです。たとえば、焼き肉が食べたいって話になったときに「それならここのお店がおいしいよ!」って色々と知っている男の人は、すごいなって思いますし、キュンときます。

――ふむふむ。最後に、AKBは今年で生誕11年目を迎えますが、AKBのメンバーとしての今後の抱負を聞かせてください。

峯岸:新しい総監督である横山由依ちゃんがきっと、すごいプレッシャーの中で新しいAKBを作ろうと引っ張っていると思うんです。だから、一期生でもある私としてはいつまでも昔のことを引きずらずに、ちょっと一歩引いた状態からサポートしてあげられるような頼りになる先輩でありたいなって思います。

――峯岸さん個人としては?

峯岸:やっぱり女優として、私の中に全然ないキャラをやってみたいです。オンナを武器にした悪女みたいな。40代、50代の男性を狙う女詐欺師とか(笑)。そういう役ができるように女を磨いていきたいと思います!

 第一期生が、小嶋陽菜さんと峯岸さんの2人だけになってしまった現在のAKB48。元祖AKB48としてメンバーを牽引して、これからも我々に笑顔を届けてください!。

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