「ケンタッキーダービー」が9着。2戦目「プリークネス」が5着。11日に行われた最後の一冠、「ベルモントステークス」が3着。最後の直線で一瞬、「もしかしたら」と夢を見させてくれたパートナーのラニ。そして、こんなビッグチャンスを与えてくれた関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

 でも、ラニとの挑戦は、これで終わりではありません。次はどこになるのか、今はまだ白紙ですが、世界へという思いは、これからも変わりません。気持ちを日本に切り替えて。今週末は、今年前半を締めくくる最後のGI、春のグランプリ「宝塚記念」にすべてを注ぎ込みます。

 コンビを組むのは、ファン投票で1位に輝いたキタサンブラック。オーナーの北島三郎さんは、「あまり人気になると馬がかわいそうで……」と、ちょっと渋い顔をされているかもしれませんが(笑)、僕としてはむしろ望むところ。堂々と胸を張って、ゲートに向かいたいと思います。

 昨年の「菊花賞」が秋まつり。今年の「天皇賞」が春まつり。次は……「宝塚記念」で、夏まつり! 一緒に歌を歌うのは、ちょっと勘弁ですが(苦笑)、舞台は僕とキタサンブラックが用意します。

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