では最後に、取材で多くの関係者が口をそろえて“本当のサプライズ”と語った出演者を紹介しよう。「ズバリ、SMAPです。年内解散ですから、大晦日は本当に“最後の日”。NHKとしては、どうしても出てほしいでしょうね」と言うのは芸能レポーターの城下尊之氏。だが、この“仰天サプライズ”は、実現可能なのだろうか?

「事務所関係者は、“絶望的な仲の悪さゆえ、出場は難しい”と言っていましたが、契約が切れる来年9月末には、キムタク以外の4人はジャニーズ事務所を辞めると考えられます。そのため、4人のその後を面倒見ることになる芸能界の重鎮たちは“芸能界に残る気持ちがあるなら、SMAPをグダグダのままで辞めることは許されない。紅白に出場してキッチリ締めるべきだ”と、メンバーの説得に当たるようです」(前出のデスク)

 さらに、あの大御所もSMAP出演を後押しする。「北島三郎です。SMAP解散を知った際、“揉めたまま解散します、みたいな印象じゃないほうがいい”と前置きし、“最後は紅白に出ればいい。カッコいいじゃないか”と引き際の美学をアドバイスしました。その北島さんも吉幾三さんらとのデュエット曲の制作発表で、紅白からオファーがあったら、どうするかと聞かれ、“行きましょう”と復活を宣言。ただ、紅白引退宣言をした以上、白組での出場は何かと不都合。昨年の小林幸子と同様に、“特別枠”での出場になるのでは」(音楽関係者)

 そうなると、小林幸子は紅組で出場か? 紅白を夢見る歌手には予断を許さぬ状況が続くが、我ら視聴者は、大晦日の“歌の祭典”が、心に残るものになることを願うばかりだ。

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