神奈川出身の女子アナも、NHK『ニュースウオッチ9』の鈴木奈穂子アナ(34)、同『ニュースチェック11』の桑子真帆アナ(29)、日テレ『ニュースevery 』の鈴江奈々アナ(36)と、エース級が目白押し。「神奈川県は横浜市民と、それ以外に二分できます。横浜出身者はハイカラでプライドが高く、女性もツンデレタイプが多い。それ以外の地域は意外に庶民的で人懐こいんです」(矢野氏) 『ブラタモリ』で大ブレイクした桑子アナは川崎市の出身。川崎は京浜工業地帯の一角を担う庶民的な街だけに、彼女の親しみやすいキャラにも納得だ。

「桑子アナは東京外語大卒の才媛ですが、学生時代は髪を金色に染めていたこともあったとか。意外にイケイケな一面もあるようです」(テレビ誌記者) 矢野氏によれば「横浜同様にプライドが高いのが神戸市民」だという。「同じ港町ということもあるんでしょう、神戸の人は兵庫県出身と言わずに神戸出身と言いたがる。総じて兵庫県の女性は華のある人が多いですが、プライドが高く、男選びもシビアな傾向があります」(矢野氏)

 華があるといえば、フジのユミパンこと永島優美アナ(24)や、TBSの宇垣美里アナ(25)は、その典型。2人とも神戸市生まれだ。

 続いては、全国の女子アナ出身分布図を北から見ていくことにしよう。北の大地、北海道はNHKの大ベテラン・森田美由紀アナ(56)、元モーニング娘。のテレ東・紺野あさ美アナ(29)、TBSの古谷有美アナ(28)らの出身地。「明治初期の開拓時代に男女の別なく働いた経験があるため、北海道の女性は男女同権の意識が強い。自ら欲望に忠実」(矢野氏)

 一方、東北の女性は訥弁な人が多く、女子アナを目指すのは少数派。それでも元来、美人が多いせいか、全国区の人気女子アナになることも珍しくない。スイカの名産地・山形の出身であることから大きなバストがスイカに例えられた元NHK山形放送局の古瀬絵理(38)。嵐の二宮和也と熱愛が報じられた秋田出身のフリーアナ・伊藤綾子(35)は、その代表格。

「伊藤はぶりっ子キャラで売ってはいますが、ニュース原稿もきっちり読めるのが彼女の強み。それにしてもニノは、以前噂になった佐々木希といい、伊藤綾子といい、秋田美人が好きですねぇ」(織田氏)

 “カカア天下とからっ風”で知られる群馬県などの北関東は、「古くから織物業で女性が地道に働いていたため、女子アナへの憧れは少ないほうです」(矢野氏) それゆえか、東京に近いわりに有名アナは少ない

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