気になるフリー転身説だが、「昨年も、退社報道を自らネタにしていたのを見ると、可能性は低そうです。ただ、やはりネックは民放各局の中でダントツに安い、日テレの給料。11年に西尾由佳理と羽鳥慎一のエースアナがW退社したのも、それが大きな理由だったといわれるほどですからね。桝アナもフリーになるなら、売り時は、この1~2年でしょう。まもなく、なんらかの動きが出てきてもおかしくないでしょうね」(芸能評論家の三杉武氏)

 この桝アナ同様、独立説が消えないのが、TBSのエース・安住紳一郎アナ(43)だ。「桝アナの連覇以前に、オリコン『好きな男性アナ』の殿堂入りを果たしており、今も人気は絶大。特に、『情報7days ニュースキャスター』で、暴走しがちなビートたけしに鋭いツッコミを入れたり、また、時には自由に泳がせるなど、見事にコントロールしているのはさすが。他に、あのポジションがこなせる男性アナは見当たりません。フリー転向となれば、羽鳥慎一あたりは、多くの仕事を奪われることになるのでは」(前出のテレビ誌記者)

 一説には、この安住には、宮根誠司、羽鳥慎一、田中みな実らが所属する芸能プロ『テイクオフ』が、熱心に獲得に乗り出しているともいわれているが、「実は、安住本人の目標は古舘伊知郎。昨年6月に『ぴったんこカンカン』で共演した際には、“古舘伊知郎が本気を出したら、宮根、羽鳥なんて足元にも及ばない”と発言したのには驚きました。同番組で、古舘が自身のトークライブ『トーキングブルース』で披露した、8分にもわたる実況ネタを完全暗記し、古舘に披露して号泣したのを見ても、気持ちは『テイクオフ』よりも、『古舘プロジェクト』かも」(前出の三杉氏)

 フジテレビのエース・伊藤利尋アナ(44)も、超実力派として評価が高い。「報道から、情報、バラエティ、スポーツと、とにかくオールマイティ。局の壁を越え、多くの若手アナウンサーが“目標は伊藤アナ”と名前を挙げるほど、業界内での評価が異様なほど高いものです。昨年の熊本地震の直後には、『みんなのニュース』のメインキャスターであるにもかかわらず、2週間という長期の現地取材を自ら志願し、渾身のリポートで実力を見せつけました。社内では、将来のフジの幹部候補の一人とも目されています」(前出の制作会社スタッフ)

 先頃の「ASKA再逮捕報道」では、ミソをつけてしまった宮根御大。テレビ界の一寸先は闇。ウカウカしていたら、寝首をかかれてしまいますゾ。

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