■楽屋で叱責されることも……

『バイキング』において坂上は絶対的な存在で、彼が首をタテに振らなければ、企画や取材をひとつも進めることができないという報道もある。

「本番終了後、翌日や翌々日担当のディレクターは企画内容のおうかがいを行うため、坂上さんの楽屋に列をなしているんです。ただ、その楽屋でもディレクターに対して厳しい言葉が飛ぶこともあるといいます。

 また、番組内容について坂上さんがOKしないと進めることができないため、放送前日の夜の8、9時に翌日取り上げる内容が決まることもある。坂上さんの番組にかける熱意や、今視聴者が求めているニュースを取り上げたいという思いは分かります。ただ、夜遅くなってから、明日昼の放送のために動き出すとなれば、昨今、盛んに叫ばれている働き方改革なんてできるはずがない。番組スタッフの長時間労働を避けるためにも、主導権が坂上さんから制作サイドに移行すると見られます」(前出の制作会社関係者)

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