■木村拓哉は主流派に“鞍替え”

 芸能プロ関係者は話す。

「同じくI氏派だったKis-My-Ft2(キスマイ)は、SMAP解散する前はSMAPとべったり一緒に動いていました。しかし、SMAP解散以降はジャニーズ上層部から推されることはなく、不遇の時代が続いていたのですが、彼らは努力を重ねて徐々に認められていったといいます。

 たとえば、のコンサート終了後には、すぐにメンバーの楽屋には入らず、楽屋前の廊下で何十分もずっと待っているそうです。それだけでなく、廊下を忙しなく行き来するスタッフにも“お疲れ様です”と挨拶を欠かさない。そういった陰ながらの努力が実り、昨年の『NHK紅白歌合戦』に初出場しています。

 また、SMAPメンバーで唯一ジャニーズ事務所に残った木村拓哉(48)も当初は、他の4人とともに事務所を退所することで話が進んでいた。しかし、1人事務所への残留を決めたことで結果的にI氏とは喧嘩別れの形になる。

 I氏と敵対し、ジャニーズ愛を誓ったわけですから、必然的にジュリー氏は木村を厚遇する。メリー氏もジュリー氏も木村のことを信頼したからこそ、今年7月にはオフィシャルファンクラブが立ち上がり、主流派に取り込まれていったということでしょう。木村に関しては、妻の工藤静香(50)が、メリー氏とジュリー氏から気に入られているのも大きかったと言われています」

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